『池上彰のニュースそうだったのか』でお金について話題となっていました。
世界から見た日本の貯蓄率と世帯当たりの金融資産と国民負担率について紹介されていました。
日本の貯蓄率は何位か?
貯蓄率とは、手取り収入から貯金出来た割合です。
国 | 貯蓄率 |
中国 | 37.99% |
スイス | 18.88% |
スウェーデン | 16.41% |
ルクセンブルク | 14.60% |
メキシコ | 14.06% |
チリ | 10.13% |
オランダ | 9.86% |
ドイツ | 9.49% |
ノルウェー | 8.21% |
・・ | ・・ |
日本(29位) | -0.35% |
1976年には日本は貯蓄率が23.2%もありました。
それが、今ではマイナスになっています。
その理由が少子高齢化にあるそうです。確かに高齢者が多くなればなるほど貯金する現役世代よりも貯金を取り崩して生活する老人が増えることでマイナスになるのは納得です。
ギリシャは闇が凄いですね。9年で国民全員が貯蓄なしになるという恐ろしい貯蓄率ですね。あと南アフリカも意外と危険な推移ですね。だから南アフリカランドは金利が高い理由はここにあるのかな?FXで南アフリカランドが人気ですが、国民の貯蓄率ヤバいよって教えてあげたい。そんな国に交じって日本があるのも・・・なんとも微妙な感じです。
国民1世帯当たりの金融資産が多い国ランキング
国 | 1世帯当たりの金融資産額(円換算) |
アメリカ | 1,901.6 |
スイス | 1,386.9 |
ベルギー | 1,124.1 |
日本(4位) | 1,054 |
スウェーデン | 979.6 |
オランダ | 972 |
カナダ | 926.2 |
イギリス | 900.8 |
ルクセンブルク | 800.7 |
デンマーク | 794.3 |
金融資産なら世界で見ても4位となっています。
ただ、このランキングは先進国の欧米国ばかりなので、このランキングも大きく変わってくるでしょうね。東南アジアなんかが入ってくるのでしょうね。
日本の国民負担率は何位か?
国民負担率は収入から国に治めるお金のことです。消費税とか所得税とかですね。
国 | 国民負担率 |
ルクセンブルク | 87.20% |
フランス | 67.10% |
ベルギー | 66.50% |
デンマーク | 65.80% |
ハンガリー | 64.00% |
・・ | ・・ |
日本(28位) | 42.60% |
やっぱり、北欧が大きな税金を支払っていますね。
一方でアメリカの国民負担率は33.3%だそうです。アメリカは小さな政府と言われているので必要最低限度の社会保障しか保証しない代わりに税金も低くなっています。
どっちが良いか?は考え方によって変わりますので、一概に比較出来ませんね。
なんだかんだ言っても、まだまだ日本は世界から見てもお金持ちな人が多い国ですが、それも少子高齢化で徐々に国力が落ちてきており、このままではヤバいよね?ってことを言いたいのでしょうね。
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