スクエア社(SQ)で2018年の第4四半期(10〜12月期)決算発表がありました。
第4四半期決算報告書は、SQ株が長期的には150ドルの価格に向かって勝利軌道に乗っていることを示す決算内容だったと評価するアナリストもいました。
しかし決算発表後の翌日2月28日は4%近くSquare社の株価は上昇した。そのまま上昇すると確信したのですが、翌3月1日は4%を超えて株価が下落してしまい結局は決算発表前の株価を下回って1週間の取引を終了させました。
スクエア社決算Q4概要
2018年第4四半期の純売上高は前年同期比で51%増、調整後収益は前年比で64%増でした。
2018年第2四半期に買収されたWeeblyとZestyの買収を除くと、総純売上高と調整後収益はそれぞれ前年同期比で47%と53%増加しました。
2017年第4四半期の純損失1600万ドルに対し、純損失は2800万ドルでした。イベントブライト投資の時価評価による1700万ドルの損失を除くと、純損失は1200万ドルでした。
2018年第4四半期の調整後EBITDAは、前年同期比97%増の8,100万ドルでした。マージンは、2017年第4四半期と比べて改善しています。
スクエアQ4決算発表後の株価推移
Square(NYSE:SQ):2月27日の取引終了後に発表されたSquare社のQ4決算で、株価は時間外取引で-6%を超ええて下落していた。
しかし翌日の28日の株価は、最初のうちは急落したがその後、急激に上昇しました。
4Q決算書では売上げ、利益などアナリストの予想を上回っていました。
しかし、市場では来期予想であるQ1の利益ガイドに失望して、決算発表直後の株価は下落していました。
しかし翌日には2019年通年の収益と利益の見通しについて良い予測が出来たのでスクエア株は下落していた株価を一転して、株価が上昇することとなった。
そのまま週末は上昇し続けるかと思ったSquare社株でしたが、3月1日には株価は反転しました。理由はニュース記事など探したのですが明確に書かれたニュースはなかったので、利益確定売りが続いたんだと推測します。
そして、取引終了時には決算発表前の株価を下回って$77.46となっていました。
マジで株って難しすぎと感じた2日間でした。
スクエア社今後の株価見通し(アナリスト予想)
スクエアの今期第4四半期の数字は堅調であり、現金以外の支払い処理およびデジタルバンキングにおける同社の根底にある長期的成長の原動力は依然として堅調であることを強調しています。
2019年通年予測では、これらのビジネスは近い将来も堅調に推移すると見込まれています。
このように、弱かった来期の第1四半期の利益予想は無視しても問題ないと市場では判断されたようです。
全体としてスクエア株は長期的な勝者となるでしょう。
同時に複数のデジタルバンキングで主導権を構築しながら、現金以外の支払いへの長期的なシフトに成功するでしょう。
その結果として、スクエアの成長率を長期に渡って強力な推進力となるでしょう。
利益率もまた、速いペースで上昇しており、利益は急上昇しています。
しかし、スクエア株は過去3年間ですでに700%増加しています。その成長が今後どこまで継続するでしょうか?
Squareの株価は150ドル以上の株価に向かって推移していると思います。
しかし、今後数ヶ月間ファンダメンタルズは、85ドル前後が上限があることを示唆しています。
そのため、スクエア株を急いで大量に購入する必要はありません。保有していれば売る必要もないでしょう。スクエア株は長期的に保有するべき株です。
スクエア社の状況
自社エコシステムへ再投資することでイノベーションと新サービスの採用を推進しています。
2018年第4四半期には過去5年間に発売された製品からの収益は純収益37%、調整後収益51%でした。前年はそれぞれ純収益22%で調整後収益36%だったので年々増大していることがわかります。
当社の投資活動は、オムニチャネルコマース(ネットとリアルを融合した販売)の強化、金融サービスの拡大、およびさらなる海外市場の拡大という、現在進行中の3つの重点分野で活動しています。
成長のために再投資するにつれて、エコシステムに大きな勢いが生まれています。
特に、Cash Appは、2018年12月に月間1500万人以上のアクティブな顧客を抱えており、これは前年比で2倍以上にまで成長しました。
スクエア社のビットコイン
去年1年間のビットコイン売上高が1億6600万ドル(約182億円)以上だったことを明らかにした。
スクエアは自社アプリのキャッシュで去年1月からビットコインの取引を開始。
スクエアは一定数のビットコインを保有することで利用者がすぐにビットコインの売買ができるようにしている。
下記の通りビットコインによる売上高は右肩上がりで増加している。
スクエア社のCFOであるアムリタ・アフジャ氏は、ビットコインの保有量は「かなり少ない」と指摘して「流動性に少し貢献しているが、バランスシートに大量に保有するつもりはない」と述べた。
また、ビットコイン強気派として知られるドーシーCEOは、消費者に対して「質」を提供すべく邁進していると発言している。
参考記事
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