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2018年に半導体エンジニアを大募集していたソニーですが、2019年も引き続き半導体エンジニアを募集していました。
絶好調だったソニー2018年度を振り返る
ソニーは半日かけて半導体エンジニアに絞って転職セミナーをやるようですね。
その背景には、ソニー半導体事業の好調な事業部でありソニーの成長戦略的にもイメージセンサーの販売拡大は今後ソニーがさらに飛躍するためにも必達項目なのでしょう。
※2018年度 第二四半期業績概要から
そして、半導体6000億円投資の記事
ソニーはスマートフォン(スマホ)や自動車に組み込む画像センサーなどの半導体事業の設備投資で、2021年3月期までの3年間に6000億円を投じる。18年3月期までの3年間と比べて投資額を3割積み増し、生産能力は2~3割高まる見通し。スマホ向けに続き自動運転車や、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」向けの市場が立ち上がるとみて、大型投資で主導権を確保する。
これだけ見れば、ソニーが半導体エンジニアを必死で募集するのも理解出来ます。
ソニー半導体事業は国内の大企業には珍しいバブル状態と言えます。
そういえば、東芝でも粉飾決算が発覚する前には大規模な半導体エンジニア募集をしていたのを思い出しますね。
リストラ部屋が話題になったソニー2015年を振り返る
そして、ソニーと言えば2015年に話題になったリストラ部屋のことも思い出します。
「ソニーの早期退職者募集は2008年以降を見ても10回近くに上る。▽2008年(全社員対象)▽2010年(部門限定募集)▽2011年(キャリア開発室対象)と続き、『ストリンガーチルドレン』と呼ばれた平井一夫氏が社長として登場した2012年に入ると、間接部門(総務や人事部門など)を含め、1年間に3度も実施されている。その後も2014年(本社間接部門対象)、今年もまた2月から始まっている」
今回の大規模なソニーの半導体エンジニア募集を見ていると数年後にソニーがまた大規模な早期退職者募集をするニュースが目に浮かびます。(そうならければ良いですが・・)
もし、30代前半で今回のソニー半導体事業への転職を考えている人が居れば5年後、10年後の自分の立場がどーなっているのか?を真剣に考えて行動しないと自ら袋小路に入っていくことになりかねないので注意して下さいね。
そして、既にソニーに転職してしまった人は、しばらくは高年収が保証されるのは間違いないので、その十分な資金力で資産運用を始めることを忘れてはなりません。
日本の大手企業が大規模な人事募集をすると数年後には事業部内で人材が余り、余った人材が空回りしてぐちゃぐちゃになるケースがよく見られますので、いろんな未来図を想像しておいた方が良いです。
ソニーの平均年齢と平均年収推移グラフ
2018年は、有価証券報告書によるとソニーの平均年収は1000万円を超えていました。
これだけあれば、独身だったら年間300万円~500万円の貯金は出来ると思うので、早めの資産運用は自分を守るために必須な知識となるでしょう。
2019年早速リストラ報道 (追記:2019/03/29)
2019年にスマホ事業(Xperia)で人員半減のリストラが噂されています。
Xperiaのシェアは1%まで落ちていて2019年3月期には950億円もの赤字を計上しています。2020年度までに50%のコスト削減を目指すと発表してます。
一部報道では国内の人員は別事業所へ再配置とありますが、どうなるのか?
過去にはリストラ部屋という悪しき前例もあるソニーなので、すんなりとは終わらないでしょう。
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