- 米国株の200年間の株価推移長期チャート
- ドルと円の50年間のドル円長期チャート
- 日本株の130年間の株価推移長期チャート
米国株人気の理由は、長期的に1番利益の出る確率の高い投資ということが広く知られてきた証拠だと思います。
その反面、米国株と聞くと円高リスクが嫌なので投資先は絶対に日本株という人も一定数いますよね。
もちろん、どっちが正解になるか?は未来にならなとわかりません。
なので、事実ベースで記事を書いてみます。
なので、どちらが優れているという結論はありません。
米国株の歴史
最も有名なのは、ジェレミー・シーゲル教授が過去200年前までさかのぼって、株と国債と金とドル(預金)に1ドル預けたら場合のシミュレーション結果です。
このチャートを見た多くの人が米国株投資に参入していると思います。私もこのチャートを見たことが米国株に投資しようと思った1つの要因であることは間違いありません。
『株式投資の未来(原題:The Future for Investors)』では、2003年までしかチャートがありませんでしたが、リーマンショック後の2011年までの情報を更新したチャートがあったので掲載しておきます。
ここまで長期のチャートにすると2008年に起きたリーマンショックの株価の影響はなかったと思うくらいの上昇であることがわかります。
落ちる直前に大きく米国株を一気に購入した人がいたら、短期的には大きく負けているでしょう。
しかし、長期的に一定金額を米国株に入金すれば長期間になればなるほど投資のリターンが増えるということは、このチャートをみれば誰でも理解できるでしょう。
円高の歴史
円とドルの関係は、1971年のニクソンショックまでさかのぼる必要があるのは、知っている人が多いと思います。ニクソンショック後に通貨は変動相場制へと変わりました。
そこで、円高の歴史の長期チャートとしては1971年からのチャートを添付します。
多くの人が米国株への投資に躊躇する要因の1つに2007年頃から2012年までの急激な円高の記憶が消えないからだと思います。
当時は、連日のニュースで史上最高値を更新したというニュースがありました。
結局、2011年10月に記録した1ドル=75円台までいきました。
その当時は私を含め多くの人達が、1ドル60円台の未来がすぐに来ると信じていました。
そして、現在は110円前後を推移しているドル円ですが、当時の1ドル80円台という記憶が強い人は、いつドル円が100円を切っても不思議ではないと考えているでしょう。
日本株の歴史
日本株のデータとして130年前からのチャートがありました。
1880年から2010年までの超長期 日経平均チャート
引用元:The Capital Tribune Japan
このように日本株も100年以上までさかのぼって見れば右肩上がりしているのがわかると思います。
しかし一般的には日本株は停滞している言われている、バルブ崩壊した1990年以降ずっと株価が停滞しているのがわかると思います。
これを戦後の1965年から2019年までの日経平均長期チャートでみると良くわかります。
1965年から2019年までの超長期 日経平均チャート
引用元:Yahoo! FINANCE
このように1965年から現在までのチャートを見ると、日本株が停滞していると言われているのがよくわかります。
ただ2013年以降のアベノミクスによる株価上昇が本物なら、チャートだけ見れば日本株の方が伸びしろは大きそうにも見えます。
最後にYhaooファイナンスで日経平均チャートとNYダウチャートを10年間で比較します。
赤線:日経平均
青線:NYダウ
10年間だけ切り取ってみると米国株に負けていると言われる日本株も結構検討しているようにみえますね。2016年くらいには日本株が勝っていますよ。
個人的にはインデックス投資先は絶対に米国株が有利だと思っていたんですが、調べてみると・・・直近の30年くらいは日本株は全然ダメでしたが、ここ10年くらいは日本株も悪くないんだなぁ~って思いました。
最初の引用元でシーゲル教授も『長期的に米国と日本の株式市場には投資する価値がある』って言っていました。
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