月1回でレオス・キャピタルワークスがひふみ投信の運用結果についてネット配信しているひふみアカデミーの内容を簡単にまとめました。
12月に起きたひふみ投信の大幅な下落について、レオス・キャピタルワークスの藤野社長が何を話すのか?注目していました。
ひふみ投信 12月の振り返り
ひふみ投信を始めてから10年の間では初めての経験だったが、個人としては30年間の経験としては何度か経験はあった。
そして、12月だけを見るとリーマンショックを超える下げ幅となった。
TOPIXの12月の下げ幅:10.21%
ひふみ投信の12月の下げ幅:13.45%
東証業種別株価指数 月間騰落率
値下がりの低い業種(陸運業、空運業、電機・ガス、精密機器など)は、機関投資家の保有率が低い傾向にあった。逆に言えば機関投資家が魅力的だと思っていない業種とも言える。
そして、機関投資家が多く持っている銘柄ほど強く売り込まれた。
医薬品が下げているのは珍しい傾向だった。この背景としてはキャッシュを機関投資家などが作るために売り込まれた可能性が高い。
ひふみ投資 保有銘柄推移
12月末に保有銘柄推移が上がっている銘柄は、ひふみ投信で購入している銘柄です。
協和エクシオは、業績が安定していて通信工事の会社なので日米貿易摩擦の影響で仕事が減ることがない。しかし、市場はマーケットの下げ相場で一斉に売られているだけ。
また5Gの影響で今後も業績は上がると考えている。
東京センチュリー、光通信、九電工も同じ理屈で買い増しをしています。
ひふみ投信は、相場全体が下落する時は平均よりも大きく下がる。ひふみ投信のメリット(特徴)は相場が戻す時にある。その時には平均よりも大きく上がる。
内需グロース株がひふみ投信では割合が多いため、12月に東証一部上場銘柄の見直しのニュースなどで小型銘柄が売られてる傾向もあり、内需グロース株が下げたことが12月の下げに大きく影響しています。
世界的な株価急落の背景
18年の前半まではどの指標よりもひふみ投信は勝っていた。
しかし、18年の後半から大きく下げてしまった。その背景としては1つの理由はなかった。(米中貿易摩擦、米FRB金利問題、日本・欧州の金融緩和縮小懸念など)
つまり、明確な理由はなく複数の経済にとって嫌なニュースが積みあがったことが大きな原因と推測しています。
まとめ
・ひふみ投信では、粛々とやるべきことをやっている。
・短期的な下落で慌ててはいない。
・全セクターで売られているので、買いたい銘柄が多数ある。
ということを藤野社長は話していました。
つまり、安心して下さい。今後株価が戻せばひふみ投信はさらに上昇しますよ!って言いたいのでしょうね。
ただ、私はしばらくはひふみプラス投信の積立はストップして様子見としたいという気持ちが変わることはない内容でした。
時間に余裕のある人はYoutubeで動画をご覧ください
【参照元:ひふみアカデミー】
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