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メタップス 2019年第一四半期決算発表を見て今後もホルダー継続する?

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メタップスが2019年1月15日大引け後に1Q決算発表をしました。

kabutanニュースでは

1月15日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期第1四半期(9-11月)の連結税引き前利益は前年同期比45倍の14.7億円に急拡大した。直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.7%→63.2%に急改善した。

ほう。これで3000円に戻してくれそうだ!って思ったのですが・・・

その後、決算書を見るとポジティブとはかけ離れた内容でした。

それでは、簡単にメタップス1Q決算発表の資料を見ていきます。

メタップス(2019年1Q) 業績サマリー

20190115メタップス1Q業績

確かに”kabutan”ニュースにあったように、営業利益は+14.6億円となっていますが売上高は▲5.2憶円となっています。

そこで、既存事業について業績内容の詳細を見てみます。

メタップス(2019年1Q) ファイナンス事業

20190115メタップス1Qファイナンス事業

ファイナンス部門が大きな減収減益となっていました。

理由としては、そもそも前期の売上が良すぎたことと保有している暗号通貨の評価額が落ちたことが大きいと書かれていました。

メタップス(2019年1Q) マーケティング事業

20190115メタップス1Qマーケティング事業

マーケティング部門では、売上高はなんとか上がっていましたが利益は大きく下げています。

そして、既存事業の赤字決算を救ったのが、参考記事にあるようにQRコード決算アプリ・pringの第三者割当増資で60%保有していた株を45%までに引き下げて、株を売却して得た利益です。これが決算書にある『持分法で会計処理されている投資』に反映されていました。

2018年度決算 中期経営方針

201808メタップス決算07

これを見ると既存事業でも2020年までに倍以上の売上必達がトリプルワンの最低条件です。それが、1Qとは言え今回の減収減益は何を言っても言い訳となるでしょう。

そして、時間外取引(PTS)でも-100円下げた株価推移となっています。

明日の株価も大きく下げそうな雰囲気ですね。

メタップス(2019年1Q) 有償ストックオプション

20190115メタップス1Qストックオプション

役員と幹部社員がトリプルワン(売上高1000億円、営業利益100億円)の目標値である営業利益100億円に対して7割以上を達成しないと行使出来ない条件になっています。

これって、何の施策もない状態で言っても逆に士気が落ちると思うので何かしらの施策(見込み)があっての発表だと思います。

そして、その施策(見込み)は役員、幹部社員間での共有は出来ていると想像します。それがないと、この目標値だけでは虚しいだけですよね。。

突っ込み所もありました。ストックオプション行使出来る期間は、『本新株予約権を行使することができる期間(以下、「行使期間」という。)は、2021年4月1日から 2029 年1月 31 日までとする。』となっていました。

なので、やっぱり2020年の期限に対するトリプルワン(売上高1000億円、営業利益100億円)は厳しいということかもしれませんね。というか個人的には2020年の目標値達成は流石に諦めています。

メタップス 保有株の今後の方針について

もともとメタップスは、短期で保有している株ではありません。(将来的に必要なお金をメタップス株に投資していません。)

また、ハイリスクハイリターン銘柄という認識もあります。

なので、メタップス株のホールドを継続します。

そもそもメタップスは、ブロックチェーンに掛けている会社であるので短期的に結果を出すのが厳しいことになることも想定していました。(仮想通貨なんかを見ていても厳しいですからね)

またトリプルワン(売上高1000億円、営業利益100億円)を2020年に目標として掲げている以上、今後もメタップスは決済発表の度に叩かれ続けるでしょうね。

そうなると、上場来最安値(2016/06/24の901円)を下回ることも覚悟が必要だと思っています。

ただ、私はそれでもテクノロジーのトレンドとして、ブロックチェーンやフィンテックの流れが止まることは考えられないのでメタップス(佐藤さん)を陰ながら応援し続けるつもりです。

そして、5年後か10年後に数倍になってたらラッキーくらいに軽く考えておきます。

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