年齢世代別 貯蓄割合(手取り収入から貯金する割合)の理想と現実

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貯金をするときに他の人は貯金の何割くらいを貯蓄に回しているんだろう??って思う人は多いと思います。

一般的には、目標とする貯蓄割合の目安はだいたい10%~30%くらいと言われることが多いです。

ただ、手取り20万円の人にとって、2万の貯金と6万の貯金では全然生活の余裕度が違いますよね。

1人暮らし、実家暮らしでも全然違いますからね。

そこで、いろいろな貯蓄割合について調べてみました。

状況別 貯蓄割合目安

独身で一人暮らし手取り月収の10%
独身で実家暮らし手取り月収の30~40%
自営業やボーナスのない人手取り月収の15%~20%
子どものいない共働き夫婦手取り月収の20%
子どものいる共働き夫婦手取り月収の10~15%

結構具体的で貯蓄割合も明確ですね。

次は2018年に国が調べた1500世帯からの年代別での手取り収入から貯蓄に回す割合のデータです。(このデータは金融資産が有ると答えた世帯のみのデータとなっています)

20代・手取り収入からの貯蓄割合

20代・手取り収入からの貯蓄割合

20代の平均保有資産は、239万円でした。

20代が手取り収入の35%以上を貯蓄に回している割合が一番多かったです。

今の20代って将来の不安が大きい世代ですからね。あと消費にも興味のない世代なのでこのような結果になったのか?それとも世代に関係なく20代の方が結婚、子供がいる割合が少ないので貯蓄できる割合が多いのか?

いずれにしても、2018年の20代は貯蓄割合が全世代の中で1番多いのは事実です。

30代・手取り収入からの貯蓄割合

30代・手取り収入からの貯蓄割合

30代の平均保有資産は、533万円でした。

30代は全世代で一番多い貯蓄割合が10%~15%という数字でした。

あと20代、40代と比べて貯蓄割合が10%以下の割合も少ない傾向にありました。

全体的に貯蓄割合が上がっている傾向にありました。

40代・手取り収入からの貯蓄割合

40代・手取り収入からの貯蓄割合

40代の平均保有資産は、1177万円でした。

5%以下、5%~10%の貯蓄割合が全世代で一番多い世代です。

やっぱり、貯蓄割合が少ない傾向になるのは子供がいる世帯が多くて出ていくお金が大きいのでしょう。

50代・手取り収入からの貯蓄割合

50代・手取り収入からの貯蓄割合

50代の平均保有資産は、1762万円でした。

50代は子供も大きくなり、年収も一番人生で多い期間なので40代と比べて貯蓄割合が上がっていました。特に、5%以下の貯蓄割合という世帯は3%以下です。60代も同じ傾向でした。

 

60代・手取り収入からの貯蓄割合

60代・手取り収入からの貯蓄割合

60代の平均保有資産は、2218万円でした。

60代は定年している人も増えているのですが、このアンケート調査対象者は収入がある人が他の年代と同程度でした。しかし、年収300万円以下の割合が66%と全世代で一番多かったので手取り収入だけで見ると20代よりも低いことになります。

それでも、多くの割合を貯蓄しているのは日本人って真面目だなぁ~って思いますね。

最後に、この調査対象者の年代別年収についてです。

年代別年収

この年収分布を見れば、この調査がお金持ちではなく一般的な年収の人達を対象にした結果であることが判ります。

もっと貯蓄率を上げないと・・・って思える結果ではないでしょうか?

【参考としたサイト】


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