先週の水曜の8/7にソフトバンクグループの孫さんが第一四半期の決算を発表しました。
その結果は日本企業では過去最高の純利益を叩き出して、ニュースでも好決算という内容が多かったです。
ソフトバンクグループの2019年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比3.6倍の1兆1217億円。四半期(3カ月間)ベースの純利益としては、東芝が半導体子会社の売却益を計上した1兆0167億円を上回っていた。
そして、トヨタの純利益(6829億円)と比べても倍近い差があった。
ソフトバンクグループ(9984) 連結業績と純利益
これだけの巨額の純利益が計上できた理由は、ソフトバンクグループが保有していたアリババグループの株式の一部を売却したことです。
そして、現在の株価は孫さんの理論では全然安いということも決算資料でアピールされていました。
ソフトバンクグループ(9984) 株価について
以下の資料によると、株主価値は21兆円なのに時価総額は11兆円ということで2倍近くも差があるという孫さんの主張でした。
それに対する市場の評価がわかる決算発表後の先週の株価推移がこちらです。
決算発表前の週の前半は米中貿易摩擦関係や円高で日本株相場全体が下げている影響で下げていました。
そして決算発表後の8日と9日は連続して株価下落しており、かろうじて株価5,000円台をキープしている状況です。
そしてネットニュースでは、ソフトバンクグループが株安となっている理由としては、出資先のウーバー・テクノロジーズが8月8日に発表した純損益が52億ドルもの赤字を出したことが主要因としてあげられていました。
8月12日の週の株価相場では5000円を切って株価は推移しています。
ただ昨日は株式市場が大きく下落している中にしては株価はよく戻したと思います。
ソフトバンクグループ(9984) の今後は?
ソフトバンクグループは投資会社として今後も進み続ける決意を決算発表で明言しています。
質疑応答でもソフトバンクVisionFund2の投資先はAI以外も視野に入れているのか?という質問にはっきりとAI以外の投資先はなく、ソフトバンクVisionFund1と投資方針い変わりは全くないと発言しています。
そんなわけで孫さんの見つめる未来と投資家が現時点で判断している未来は全く異なっており、現状で孫さんを信じていればリターンが大きくなって返ってくるのは間違いなさそうですね。
最後に現時点でソフトバンクグループが投資しているAI企業群がこちらになります。
テクノロジー銘柄大好きな人間としてはソフトバンクグループほど魅力的な企業はありません。
テクノロジーの未来を信じているならソフトバンクグループに投資をしない理由はないのではないでしょうか?
ちなみに私は残念ながらお金がないのでSBGに対して投資出来ていません・・・
現在私が保有している銘柄が大きく上昇すれば一部を利益確定してソフトバンクグループの株を購入したいと思っていますが、いつになるのかはわかりません。
参考情報:ソフトバンクグループ-IRニュース
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