雑記

【時価総額ランキング】平成元年 vs 平成30年~日本企業の世代交代が判る

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平成元年と平成30年とで日本企業の時価総額ランキングを比較する表を作成して時代を振り返りました。

時価総額ランキングで比較して見ると当然ランキング上位の顔ぶれは大きく変わっていましたが、時価総額はあまり変動がないようです。

米国では大きく企業価値が向上していますが、日本はそうでもないようです。

米国株投資をするのは日本企業のこういう所が信じられないからでしょうね。。。

平成元年vs平成30年 日本企業の時価総額ランキング

平成元年平成30年
順位社名時価総額(億円)社名時価総額(億円)
1NTT254,280トヨタ自動車219,758
2日本興業銀行125,332NTTドコモ94,368
3住友銀行108,012ソフトバンクグループ94,183
4第一勧業銀行99,759三菱UFJファイナンシャルグループ93,129
5富士銀行99,753NTT87,690
6三菱銀行88,224ソニー77,537
7トヨタ自動車81,599キーエンス75,516
8東京電力79,173ファーストリテイリング64,122
9三和銀行78,173三井住友フィナンシャルグループ62,105
10野村証券64,789KDDI61,857
11新日本製鉄54,885日本郵政60,255
12松下電器産業51,329ゆうちょ銀行59,220
13日立製作所51,001ホンダ58,491
14日本長期信用銀行48,591JT56,020
15東海銀行45,894リクルートホールディングス51,150
16三井銀行45,578任天堂50,987
17関西電力45,280三菱商事49,467
18東芝42,559みずほフィナンシャルグループ49,134
19三菱信託銀行40,390東海旅客鉄道44,156
20三菱重工業39,948日産自動車43,093

平成元年の時価総額ランキングの上位のほとんどが銀行ばかりでした。

またNTTは現在のトヨタ自動車よりも時価総額が高かったのは意外です。ただ現在は8000億円規模となっており、平成元年の時価総額の1/3までになっています。

電機メーカーも松下電器産業(現・パナソニック)、日立製作所、東芝がランクインしていました。平成30年ではランク外となっていましたが・・・平成30年で調子が良い電機メーカーはソニーくらいですが、ソニーは電機メーカーというよりも銀行だったりソフトコンテンツだったりと経営の多角化が進んでいるので、純粋な電機メーカーと言える企業は皆無でしたね。

その代わり平成30年ではセンサーファブレスメーカーとして有名なキーエンスが7位に入る健闘ぶりでした。

また平成30年では携帯キャリアの大手3社が入っているのも時代を表しています。スマホが人類に与えた利便性を考えれば当然とも言えます。

次の10年で何がネクスト・スマートフォンになるのか?が判れば億万長者になれますね。

これは日本国内の時価総額ランキングでしたが、世界の時価総額ランキングを見るともっと驚きです。

平成元年は上位の半数以上が日本企業で占められていましたが、現在の日本企業はトヨタ自動車だけが孤軍奮闘しています。

平成元年と現在の世界時価総額ランキング

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