昨日は短期間で億を超える資産形成をするにはコツコツ積み立てでは無理で極端な集中投資を選択するしかないことについて書きました。
そこで今日は、もしコツコツ積み立てで資産1億超えを狙うなら月々の積立金額がいくらでどのくらいの期間が必要か?について考えてみました。
結論はタイトルにも書きましたが普通のサラリーマンには不可能という絶望的な結果です。
まぁその前に資産1億を作る必要があるか?という大前提は置いておきます。笑
資産1億円を作るために必要なのは、絶望的な積立金額と積立期間だった
まずは、積み立て数万円程度では死ぬまで資産1億円なんて作れないってことは想像できますので、月々20万円を投資して年利4%と7%で資産運用したらどのくらいの時間が必要になるか?シミュレーションしてみます。
まずは月々20万円(年間240万円)で年利4%で資産運用した場合(複利効果)
なんと26年間も必要という計算結果になりました。
年間240万円も貯金するには貯金率50%でも年収は手取りで480万円となり、税込みだと600万円以上が必要になります。
この年収水準は、東証1部上場企業でも30代になっている必要があるレベルの年収ですよね。
そうなると30歳から節約生活に励んで初めても資産1億円に到達するのは定年間際の56歳になります。
30代で56歳に得られる資産1億円の為に節約生活に励める強い精神力と自分の人生を客観視できるような神のような視点を持っているような人がどの程度いるか?
特に物欲の強い人には絶対に不可能な貯金率だと思います。
じゃー株式市場が今後も好調が続き米国株インデックス投資で年利7%のリターンが得られ続けると仮定したらどの程度まで積立期間が短くなるのか?
そのシミュレーション結果がこちらのグラフです。
積立期間が5年も短くなりました。複利効果の凄いとこです。積み立て金額は同じ毎月20万円でも年利4%⇒7%にして計算すると資産1億円の到達時期が5年も早くなりました。
それでも21年間もの時間が必要となります。
30歳から頑張って継続しても達成時には51歳となります。
どっちにしても50代での達成となりますね。。
資産1億を作るには圧倒的な年収で積立投資をするか?普通の年収で集中投資に掛けるか?
このようにサラリーマンの収入でコツコツ積み立て投資をやっても大きなお金になる頃には定年近くまで時間が掛かるのが実情です。
じゃー、諦めて浪費家として若い時間を過ごすか?それでもコツコツ投資をはじめるか?投資以外の道を探すか?宝くじを購入するか?どの道を選ぶかはその人の性格によって変わってくるでしょう。
ただ今は遠すぎて全く実感のない老後でも、誰にでも確実に来る未来であるのでよーく考えて行動しないと40過ぎてアワアワしてる私のようになりますよ。笑
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