1つか2つの銘柄に絞って投資をする集中投資とインデックス(指標)に投資する投資信託、ETFなどに投資をする分散投資があります。
個別銘柄のみを多く保有する投資方法をしている人もいますが、その投資が集中投資なのか?分散投資なのか?は微妙なのでこの記事では触れていません。
集中投資や分散投資のどちらもメリット、デメリットがあるのでどちらが優れているというものではありません。
それでもネット上では自分の投資方法が優れていると思いたいのかマウンティングをしている人達をよく見ます。
そこで、本ブログでは集中投資と分散投資のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
ちなみに、私は集中投資で投資をはじめて今では分散投資にシフトしている最中です。笑
なので、どちらの気持ちもよくわかっています。
集中投資のメリット・デメリット
集中投資は、とくかく最速でお金持ちになる投資方法です。
有名なのは米国株のアマゾンですね。
1997年に上場してから1,000倍もの株価になっています。
10万円が1億円ですよ・・・
こちらが、Amazonが上場してからの株価チャートです。
ただこの株価チャートを見ると株を保有し続けることの難しさもよくわかります。
.comバブルのあった1999年には株価が100ドルを超えていました。
つまり、100倍です。
その後、バブル崩壊で2000年代には10ドルを切るような株価まで落ち込んでいます。
もし上場直後に数ドルで購入していれば、それでも数倍のリターンです。
倒産のリスクを考えると怖くてAmazonの株を保有し続けることは、よほどの確信がなければ不可能でしょう。
そしてリーマンショック後の株価上昇で100ドルを超えて2,000ドルに向けて急上昇をはじめます。
この上昇中も利益確定のタイミングがずっとあり、その誘惑を抑えることができるでしょうか?常人には不可能だと思いました。
このように集中投資は短期間で大金持ちになることが出来ます。
ただ、上場された数百、数千社の企業からAmazonのような優良企業を見るけられるか?
また、見つけたとしても激しく上下する株価を冷静に居続けられるか?
そう考えると自分は既に日本1社と米国2社の合計3社に2,500万円を投資しているが、不安しかでてきませんね・・・
短期間で大金持ちになるための投資方法です。ただし、大きなリスクを抱える覚悟が必要です。最悪は倒産して資産0円になるので、20代、30代というやり直し可能な若い頃でないと厳しいでしょう。
分散投資のメリット・デメリット
分散投資としてインデックス投資をしている人は過去の株価推移から将来も長期的に保有することで資産価値が上昇すると信じている人だと思います。
以下は、有名なジェレミー・シーゲル氏の長期に渡って株式、長期国債、短期国債、金、貯金で資産価値がどのようになるか?を調べたチャートです。
これはアメリカで調査した結果です。
なので、アメリカの株式指標でメジャーなS&P500などに連動したインデックス投資が有名です。
インデックス投資は、倒産リスクもなく変動も個別株に比べると全然少ないです。
そのため、何も考える必要がなく淡々と積み立てを継続する強い気持ちが必要です。
個別株に投資をして日々の資産が上下するのは非常に辛いですが、スリリングで楽しいとも言えます。とくにS高になれば1日で数百万円も資産が上昇することもあります。
その反面、インデックス投資はそのようなことはありません。
1日の変動が1%以下という日も珍しくありません。
なので、その単調な毎日を継続することはとても難しいものです。
これはやってみないとわかりません。1年インデックス投資をしてみれば物足りない気持ちになっても不思議ではありません。
長期期間継続することで小金持ちになるための投資方法です。ただし、複利効果は絶大で長い期間であればあるほど有利に働きます。なので、20代か30代前半にはインデックス投資をはじめて、定年まで継続する根気強い気持ちが重要です。
確実にお金持ちになるのはインデックス投資による分散投資だと思います。
ただ若い頃は短期間にお金持ちになりたいと思う人が多いと思うので、インデックス投資を若い頃からはじめられる理性のある人は少数派でしょう。
ただ短期の集中投資でお金持ちになっている人も存在しているので、リスクを受け入れる覚悟があれば集中投資にチャレンジするのも良いと思います。
ただし、レバレッジを掛けた信用取引や為替取引(FX)は集中投資よりも危険なのでお勧めできません。(ただ私のようなギャンブラータイプな人ほど、この投資方法を選ぶ確率が高いです。)
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