投資家の中で1番有名なのは間違いなくウォーレン・バフェットでしょう。
親のコネもない状態から1代でビリオネアになったアメリカの著名人です。
ウォーレン・バフェット氏がお金持ちになれた代表的な手法として集中投資があります。
一般的に株式投資では集中投資をするのは危険であり、愚かな投資家と言われます。
それでもウォーレン・バフェット氏が集中投資で成功したのには彼の考え出したシンプルな投資ルールがあったからとも言われています。
ウォーレン・バフェット氏のリスク管理について
ウォーレン・バフェット氏はコカ・コーラやアメリカン・エキスプレスの大株主になるほどの「集中投資」で有名です。
そんなウォーレン・バフェット氏のリスク管理は非常にシンプルなルールです。
こういうシンプルなルールを考えられるほど深い思考をし続けたと思うと感慨深いです。
1.自分が理解出来る株しかしない
2.管理できないほどの分散投資をしない
3.業績で株は売らない
(売るのは自分の間違いに気が付いた時、経営陣が支持できない、他にもっと良い銘柄を見つけた時)
このシンプルなルールで彼は11歳から投資をはじめて現在では推定10兆円とも言われる資産を築きました。
またウォーレン・バフェット氏はリスクについてこのような発言もしています。
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです」
「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきではない。」
「辛抱強さや冷静さは、知能指数より重要かもしれない」
【参考記事】
そもそもリスク管理とは何か?
目標を達成するには課題とリスクを管理する必要があります。
これを投資の話にすると判りやすいです。
目標:50歳までに資産を作ってからアーリーリタイアする
達成手段:集中投資でお金を増やすことで目的を達成します。
リスク:投資先が減損損失/投資先の倒産/リセッション入りなど
課題:投資に入れる入金力が不足している
リスク管理:損切り/ナンピン買い/塩漬けなど
課題管理:本業の給料UP(基本給UP、残業代UP)/副業で収入UP
このように目標達成には”リスク”と”課題”を管理する必要があります。
ここでさきほどのウォーレン・バフェット氏のルールから集中投資をしているときのリスク管理について考えてみます。
1.自分が理解できる会社に対して長期投資をしているので損切りはしない。
例外として3つの判断基準があります。
- 自分の判断ミスに気が付いた
- 経営陣が信じられなくなった
- 他にもっとよい投資先を見つけた
2.株価が大きく落ちた場合にはナンピン買いもする。
3.株価を売却する判断基準になるまで長期で株式を保有し続ける。
独身者が集中投資をするときのリスク管理は必要?
投資の巨人・ウォーレン・バフェット氏に学ぶポイントは何か?
それは、未来の優良企業を見つける先見性を学ぶことはできないでしょう。
それでもウォーレン・バフェット氏のリスク管理は学ぶべきポイントは多いと思います。
もし、あなたが私と同じように独身者でかつ投資目的がアーリーリタイアすることであればウォーレン・バフェット氏のように強い気持ちを持ち、リスク管理を徹底しましょう。
そして、会社員を継続しながら入金力を上げる努力をし、粛々と投資を継続しましょう。
最大リスクは投資先の倒産
その時はリタイヤを諦め定年まで働き続ければ良いだけです。
給料が上がるように努力し、節約して支出額を減らす。
さらに副業による収入UP
独身者には守るべき存在がないのでガンガン攻めましょう。
やることはたった1つです。
保有するべき個別銘柄を考え続けることと購入金額を最大限に生かすための集中投資です。
ただし、40歳を超えたら1部の資金を守りの資産にまわして老後資産を守ることを視野に入れる必要はあります。
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