米国株

【米国株】高配当銘柄クラフト・ハインツが赤字決算、減配、不正会計で株価大暴落


2019年2月21日に2018年4Q決算発表をしたクラフト・ハインツ(KHC)の株価が22日の亜アメリカ時間に暴落して大きなニュースとなりました。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが筆頭株主となっていることでも有名です。

クラフト・ハインツ(KHC)とは

米食品大手クラフトフーズ・グループは、ケチャップで知られる同業ハインツと合併すると2015年3月に発表した。

同社は世界5位の食品大手企業になります。主要ブランドはケチャップのハインツ、チーズ類のクラフトなどで、2015年に投資会社のバークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルの提案で合併しました。

ウォーレン・バフェット氏も評価している会社だった

バークシャーハサウェイのポートフォリオでも6番目に多い株となっているのでウォーレン・バフェット氏が好きな投資家はクラフト・ハインツ社を保有している人も多そうです。

順位 保有銘柄 保有比率
1 アップル(AAPL) 21.51%
2 バンク・オブ・アメリカ(BAC) 12.06%
3 ウェルズ・ファーゴ(WFC) 10.74%
4 コカ・コーラ(KO) 10.35%
5 アメリカン・エクスプレス(AXP) 7.89%
6 クラフト・ハインツ(KHC) 7.66%
7 ユー・エス・バンコープ(USB) 3.23%
8 ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 2.67%
9 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK) 2.08%
10 ムーディーズ(MCO) 1.89%

米投資会社バークシャー・ハサウェイが23日発表した2018年10~12月期決算は、最終損益が253億ドル(約2兆7830億円)の赤字に転落した。前年同期は325億ドルの黒字だった。買収先の米食品大手クラフト・ハインツで減損損失が発生しています。

クラフト・ハインツ(KHC)決算について

クラフト・ハインツ社決算概要

・減配を発表。1株当たり62.5セント→40セントに引き下げた
・純損益は126億ドル(1株当たり10.34ドル)の赤字決算となった
・米証券取引委員会(SEC)から不正会計の調査を受けていた
・株価は前日比28%安で史上最大の下落を記録して、上場来最安値を更新

減損処理費用として154億ドル(約1兆7000億円)を計上したことが響き、21日発表の2018年10-12月(第4四半期)決算は赤字となりました。

そもそもクラフト・ハインツ社で取り扱っている加工食品が消費者から敬遠されることが多くなったそうです。ミレニアル世代など若い人達はオーガニック食品を好む傾向があるようで市場でのシェアを減少する要因となっています。

20190224クラフトハインツの売上推移

さらにクラフト・ハインツ社は決算資料で、調達慣行に関する調査を巡り米証券取引委員会(SEC)から書類提供を求める召喚状を昨年受け取ったと公表。社外弁護士の協力で行った調査の結果、売上原価を2500万ドル増額修正したことも明らかにした。

クラフト・ハインツ(KHC)の株価推移

クラフト・ハインツ(KHC)が上場したのが2015年だったので、そこからのチャートを見てもたったの1日の下落がどれほどの大きさだったかが良く判るチャートです。

20190224クラフトハインツ上場後の株価推移

これれが22日だけで終わるとは思えません。

来週からもクラフト・ハインツ(KHC)の株価はどうなるか?注目ですね。

他の高配当銘柄の株価推移は?

高配当銘柄ですが、多くの場合は株価が下落して長年保有し続けて最後には損切りしないといけないってケースは意外と多いと思っています。

けど、配当ない株に投資しても同じ状況はあるので、だったら高配当や株主優待がある方が良いじゃない?って考えも理解出来るので悪くはないと思います。

それでは他の高配当銘柄は長期的に株価推移を見るとどーだったのでしょうか?

米国通信事業大手AT&T株価推移(5年間)

20190224ATT5年チャート

5年前から保有していたとしても現在の株価が同じ水準まで下がってきていました。2017年頃に購入した人は塩漬け状態となっているでしょう。

米国たばこ産業のブリティッシュ・アメリカン・タバコ株価推移(5年間)

20190224BTI5年チャート

2018年から株価は下がり続けていました。長期株価チャートを見るとリーマンショック後の推移まで株価が落ちていました。

当然高配当銘柄といっても上げている銘柄もあれば下げている銘柄もあります。高配当銘柄の中から株価が落ちない銘柄として生活必需品であるクラフト・ハインツ社の株を購入したのに今回の結果となるのが株の怖さですよね。

ウォーレン・バフェット氏でも見抜けなかったことを考えるとしょうがないのかなとも思えますが。。。高配当銘柄で配当金をさらに投資に回して資産を増やして行く投資方法が唯一の答えとしている米国株ブログって意外と多いので、それの読者はもう一度よく考えた方が良いですよ。

特に××10選銘柄として公開している有名ブロガーの株を信じて購入するほど愚かな行為はないでしょう。自分で考えて購入しないと顔も知らない赤の他人のブロガーを恨むことになりますよ。

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