スプランク社の四半期決算が市場予想を上回って株価が上昇しました。
スプランク社の株価は、決算発表前の2月28日の取引は1.9%下落していましたがその後の決算発表を受けて時間外取引では4.72%も上昇しています。
そして、株価は過去1年間で45%以上となり過去3ヶ月間でも21%以上も上昇しています。
Splunk(NASDAQ:SPLK)は、第4四半期のEPSを0.93ドル、アナリスト予想の0.76ドルよりも0.17ドル上回ったと発表した。
第4四半期の売上高は6億2200万ドルで、コンセンサス予想では5億6225万ドルでした。
スプランク社Q4決算の概要
・ソフトウェア収入は 4億6,400万ドル前年比42%増
・総収入は 6億2200万ドル前年比35%増
・GAAPベースの営業利益は 2,420万ドル; GAAPベースの営業利益率は3.9%
・非GAAPベースの営業利益は 1億6,640万ドル; 非GAAPベースの営業利益率は26.8%
・1株あたりのGAAPベースの利益は 0.01ドル; 非GAAPベースの1株当たり利益は$ 0.93
・営業キャッシュフローは 1億2,740万ドル のフリーキャッシュフロー 1億1,940万ドル
・ソフトウェア収入は 12億ドル、前年比44%増
・総収入は 18億ドル前年比38%増
・GAAPベースの営業利益率はマイナス13.9%
・非GAAPベースの営業利益率はプラス12.7%
・営業キャッシュフローは 2億9,650万ドル のフリーキャッシュフロー 2億7,330万ドル
・第4四半期に600社以上の新規企業顧客と契約
Splunkのダグメリット(Doug Merritt)社長兼CEOは、決算発表で以下のように話しています。
「組織は、非常に複雑で絶えず変化するデータ環境の中で競争しています。Splunkの顧客は、弊社の調査機能と統合された監視、分析、自動化を通じてデータにアクセスできるため成功しています。弊社の顧客はビッグデータから価値を引き出すこと、そして誰もがデータを使ってビジネス成果を生み出すことへの参入障壁を下げることが出来る当社の新しい技術にますます興奮しています。」
Splunkは今年、Splunk Enterprise、Splunk Cloud、Splunk for Industrial IoTなど、データに関連する新製品またはアップデート製品を発表しました。
また、Splunk Mobile、Splunk Data Stream Processor、Splunk Business Flowなどの一連の新しいベータ技術であるSplunk Nextを発表しました。
Splunkは、今年度、PhantomとVictorOpsの買収を含む、いくつかの技術投資を行いました。
また、Amazon(AMZN)Webサービスを含む、今年最も戦略的なパートナーとの関係を深めました。
2019/03/02:追記
3月1日の取引開始後は$142.67と大きく上がって始まったのですが・・・
その後は急落で利益確定する動きが止まらなかったようですね。
そして終わってみればマイナス0.91%で▲1.23ドル下げて$134.65で取引が終わりました。。
スプランクIRページと4Q決算関連記事
▼▼Youtubeで資産運用実績を公開▼▼