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野村アセットマネジメント株式会社が提供している高配当ETFの紹介です。
高配当といえばアメリカの会社が圧倒的に高配当銘柄は多いですが、為替の影響だったりアメリカの現地課税10%があったりと何かと不安材料が多いですよね。
けど、日本株の特定口座で資産運用すればメンドクサイことを考える必要がないのが最大のメリットです。
逆に最大のデメリットは人口減少による将来性です。そこの考え方で長期運用方針は変わってきます。
今回紹介する『NEXT FUNDS 日経平均高配当株50』は2019年3月時点で日本株を対象としたETFの中で最も配当利回りが高い商品です。
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信について
対象指標 | 日経平均高配当株50指数 |
信託報酬率 (税抜き) | 0.28% |
分配金支払い基準日 | 毎年1月、4月、7月、10月の各7日(年4回) |
上場日 | 2017年02月13日 |
上場市場 | 東京証券取引所 |
純資産総額(2019/02/28時点) | 286億円 |
日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される配当利回りウエート方式の株価指数です。2017年1月10日から算出を開始。毎年1回、「定期見直し」で6月末(最終証券営業日)に構成銘柄を入れ替えます。
日経平均高配当株50指数については、日本経済新聞サイトを参照して下さい。
2017/02/13(上場日)~2019/03までの長期チャート
長期チャートを見ると下がっていくチャートに見えますね・・
次にTOPIXと日経高配当株50ETFを比較してみます。
日経高配当株50ETF vs TOPIXの比較チャート
※赤線:TOPIXチャート、青線:日経高配当株50ETF
こうしてみると高配当銘柄はTOPIXに負け続けている2年間のようですが、この比較チャートは、配当抜きの純粋な株価比較です。
日経高配当株50ETF 騰落率(2019年2月28日時点)
期間 | 騰落率 |
1ヶ月 | -0.3% |
3ヶ月 | -4.1% |
6か月 | -7.4% |
1年 | -9.0% |
3年 | - |
着実に下げ続けるので入るのが怖いですが、底値で拾えたら株価と配当でウハウハになりますが、最悪株価が下げ続けて塩漬けETFになります。
日経高配当株50ETF 分配金実績(1口当たり課税前)
2019年1月 | 90円 |
2018年10月 | 544円 |
2018年7月 | 74円 |
2018年4月 | 558円 |
2018年1月 | 74円 |
日経高配当株50ETF 業種別
卸売業 | 16.0% |
銀行業 | 13.7% |
輸送用機器 | 11.8% |
電気機器 | 7.4% |
情報・通信業 | 7.4% |
その他の業種 | 43.4% |
その他の資産 | 0.3% |
日経高配当株50ETF 組入れ上位10銘柄
日本たばこ産業(JT) | 4.0% |
日産自動車 | 3.7% |
日本郵政 | 3.6% |
武田薬品工業 | 3.4% |
三菱商事 | 3.3% |
キヤノン | 3.1% |
ブリヂストン | 3.1% |
SUBARU | 3.1% |
みずほフィナンシャルグループ | 3.1% |
NTTドコモ | 3.0% |
組入れ銘柄数は全部で49銘柄です。
上位10銘柄で全体の33.5%を占めています。
日経平均高配当株50指数 予想配当利回り
なんと配当利回りが4.2%になっています。あまりの高配当に目がくらみます・・・
しかし、先ほどのチャートをみてどーするか?慎重に考えないと痛い目をみそうなETFでもあります。
野村アセットマネジメント株式会社の商品サイト
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