9月にSBI証券が設立したファンド
『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』
が打ち上げた業界最安値の信託報酬があります。
そこに対して、これまで常に信託報酬の値下げに追随している
eMAXIS Slim(業界最低水準の運用を宣言している)がどう出るか?
とネット上ではザワザワしていましたが、その結果が先日ついに発表されました。
eMAXIS Slimが発表した信託報酬率の値下げについて
ファンド名 | 信託報酬率:変更前 | 信託報酬率:変更後 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.15%以内 | 0.088%以内 |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 0.12%以内 | 0.104%以内 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 0.12%以内 | 0.104%以内 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 0.12%以内 | 0.104%以内 |
引用元:『10月15日に発表されたプレスリリース』
上記の信託報酬は税抜きです。
つまり、これに消費税10%を上乗せすると
0.88% x 1.1% = 0.0968%
になります。
SBIVOOは税込みで0.0938%
ファンド名 | 信託報酬率(税込み) |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% |
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938% |
つまり、業界最低水準の運用を宣言しているeMAXIS Slimがギブアップしたことになります。
SBI・バンガード・S&P500以下の信託報酬率を設定をしたくても、三菱UFJ国際投信として設定出来なかったことが、ここまで発表が遅れた原因だというのは間違いなさそうです。
これまでeMAXIS Slimの看板商品だった先進国株式インデックスは?
『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』以下に『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』ができなかったことの他にも残念だったことがあります。
それは、これまでeMAXIS Slimシリーズの中で1番信託報酬率が低かった先進国株式インデックスの扱いです。
私は当然のように『eMAXIS Slim先進国株式インデックス』の信託報酬率を下げると思っていました。
しかし。。。
さっきの発表の中に『eMAXIS Slim先進国株式インデックス』の値下げの内容はありませんでした。
あれ。。。期待していたんですけどね。
これが『eMAXIS Slim』シリーズとしての限界点ということでしょうか??
私としては今後も『先進国株式インデックス』と『新興国株式インデックス』を保有し続ける予定なので、さらなる信託報酬率の値下げに頑張って欲しいと期待しています。
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