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投資をすると最初に出てくる言葉がリスク許容度ではないでしょうか?
ロボアドバイザーなどは簡単なアンケートに回答して自分のリスク許容度を測定します。
そのリスク許容度に従ってポートフォリオが決定される仕組みになっています。
そのリスク許容度は、どこから決まってくるのか?を調べると以下の項目から決まっていることが多いです。
- 年齢(定年まで時間があるか?)
- 独身か既婚か(既婚なら子供が居るか?)
- 資産をどの程度持っているか?
- 会社員としての年収がどこまであるか?
- 投資に関する知識があるか?
それでは、それぞれのリスク許容度を決めるポイントについて見ていきましょう。
年齢とリスク許容度の関係は?
当然ですが、資産形成に必要なことは2つあります。
- 貯金率の高さ
- リタイアまでの時間の長さ
この掛け算で定年までの資産形成の元本が決まってくるからです。
なので若ければ若いほどリスクを取ることが可能になります。
よくネット上などで書かれているリスクの取り方としてあるのは
- 100-年齢=リスクが取れる割合
例えば30歳なら、リスクの取れる割合が100-30で70%となります。
- 株式投資:70%
- 債券とか定期:30%
のようなポートフォリオが勧められています。
ただ最近では人生100年時代とも言われている中で、上記の式も
- 120-年齢=リスクが取れる割合
とも言われています。
ちなみに私は40代ですが、現時点で90%以上を株式投資にしています。
家族構成とリスク許容度の関係は?
自分のお金が誰のものか?で取れるリスクは違ってきます。
それでは私の考えるリスク許容度の高い家族構成を紹介します。
- DINKS
- 独身
- 子供がいる家族
一番リスクが取れないのは家族構成に子供が居る家族です。
当然ですが子供の教育費など多くの費用が掛かり、子供の育ち方によっても掛かるお金が全く読めないので長期でお金を預けるのが難しいようです。
ただ結婚していても共稼ぎ&フルタイム正社員同士で子供いない夫婦はハイリスクを取って失敗したとしてもダブルエンジンなので直ぐにリカバリー可能です。
独身も自分1人なので、もし投資に失敗しても自分が我慢すれば良いのでハイリスクを取っても問題ないでしょう。
保有資産とリスク許容度の関係は?
よく言われるのが、生活費の3ヶ月分は流動性の高い普通預金などで確保しましょう。ということです。
多い人では、生活費の2年間分は最低でも必要とも言っています。
とにかく、ある程度のお金を持っていることが投資を始める前提条件として言われています。
なぜなら投資を始めると暴落などがあった時に気持ちに余裕がないと直ぐに辞めたり、生活費が足りなくて途中で投資を辞める可能性が高いからです。
投資は、余裕資金で長期で運用することが基本だからです。
そんな私は流動性の高い普通預金には10万円から20万円くらいしか入っていません。
なぜなら毎月会社から給料がもらえて、いざという時にはクレジットカードがあります。なので、必要以上に多くのお金を金利の低い普通預金に預ける必要はないと割り切っています。
年収とリスク許容度の関係は?
年収が高くても生活費の多い人はリスク許容度は全くありません。
なので、年収というよりも毎月貯金可能な金額が多い人だと思ってください。
例えば年間200万円の貯金が可能な人であれば、投資で1,000万円の損失が出ても5年でまた1,000万円の資産ができると考えれば、リスクも大きく取れることになります。
私の場合は最低でも年間300万円の貯金は出来ています。まぁ貯金というか投資に回しています。
この貯金額が定年まで可能であれば、10年で3,000万円に達します。そうなれば50歳からディフェンシブな投資を始めても老後資産の形成には全く問題ない計算になります。
その考えがあるので50歳までは個別株への集中投資でガンガン攻めた投資をやっています。残念ながら成果は出ていませんが・・・
投資知識とリスク許容度の関係は?
投資の知識がないまま投資を継続することは高いリスクに繋がります。
特に重要なのが投資で自分の資産が減る状態を経験しているか?どうかで行動が全然違います。
リーマンショック級の暴落が起きて損切りした場合には、大きな損失を出して投資の世界から離れることになります。
そういうリスクを減らすためにも投資商品の特性や過去の値動きなど多くの知識を入れている方が冷静に行動できるメリットは大きいです。
ただ、所詮過去の値動きなので将来的にも同じ状況が続く保証もないので信じ切るのも危険だという1面もあるのが、より投資を複雑にしています。
独身高収入サラリーマンのリスク許容度って?
これまでみてきたように独身である程度年間貯金額の大きいサラリーマンのリスク許容度は、MAXのリスクを取っても問題ないと私は認識しています。
年間貯金額から計算すれば、何歳からディフェンシブになるべきか?も計算ができます。
その年齢になるまでは、億万長者を目指して投資で1点突破するのもアリでしょう!!
そんな私は絶賛損失中なんですけど・・・笑
さらに自分の年齢的には資産の多くをディフェンシブな運用にシフトしていく準備を始めないと。。。
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