雑記

資産形成における貯金と株式と債券の違いについて考える

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資産として保有する分類には3つあります。

  1. 貯金
  2. 株式
  3. 債券

 

細かく言うと不動産がないとか金がないとかあるかもですが、メジャーな資産形成としてこの3つになることは異論がないでしょう。

そこで本日の記事では

貯金、株式、債券

という基本的な3大資産について考えてみたいと思います。

貯金と株式と債券の違いについて

ここでは、先ほどの3つの資産について3つの観点で比較してみます。

  1. 安全性
  2. 収益性
  3. 流動性

 

金融商品の比較する上で大切な項目だと思います。

貯金株式債券
安全性×
収益性×
流動性×

資産形成で貯金(貯蓄)を選択するという意味

銀行窓口イラスト

低金利時代でゼロ金利とも言われているので収益性がないことは誰でも判ることでしょう。

しかし日本人は安全性を最優先にする人が多いので日本人の資産は貯金に回されています。

現時点で国内の銀行で高金利になっている銀行でも0.2%です。

例えば0.2%の銀行に1千万円を30年間預けても利益は複利でも62万円にしかなりません。

ちなみに、2%で複利で資産運用すれば1千万円の資産が30年間で811万円にもなります。

メガバンクの三菱UFJ銀行は定期でも0.01%という低金利です。

これでさっきの1千万円を30年間預けていたらいくらになるか?

たったの3万円でした。

それでもいつでもATMでお金をおろすことが出来る流動性や、銀行が潰れても1千万円までは国が保証してくれる元本保証という安全性は貯金以外の資産にはあり得ません。

資産形成で株式を選択するという意味

投資イラスト

株式投資が資産形成においてハイリスク・ハイリターンの商品に分類されることに異論のある人はいないでしょう。

株式投資をする以上は損失を出さないことはあり得ません。

総合でプラスになるように取引をします。

そこで分散投資をする人や集中投資をする人、大型株、中小型株、グロース株、バリュー株など様々な視点で儲けを出すために多くの考え方が存在しています。

従って安全性は全くない代わりに資産として大きく儲けることも出来ます。

資金の流動性という意味では、証券会社から現金を引き出すまでに時間が掛かるので銀行よりは流動性は劣っています。

それでも保有している株を売ってから、1週間もあれば証券会社から銀行口座に移しATMで降ろすことが可能です。

資産形成で債券を選択するという意味

私は債券を証券会社で直接購入した経験はありません。

たまに社債や国債などが売られているようですが、利率は定期預金よりはマシですが私には魅力的な利率とは思えないので購入していません。

また満期まで待つ必要もあるので、それも購入しようと思えない理由の1つです。

それでも定期預金に預けるよりは良い選択肢だと思います。

たとえばSBI証券の社債である「SBI債」は1年満期で利率が1.43%となっており人気のある社債もあります。

ただ1番のネックは満期が来るまで待たないと満額の利回りをもらえない可能性が高いのはもちろんで元本割れもあるので要注意です。

なので流動性としては資産の中で1番悪くしています。

ただ株式でも投資先の企業が長い期間下げ続けると、塩漬け銘柄となり債券以上に流動性が悪くなる可能性もあるので、こちらも要注意です。

どちらにしても投資資産は余裕資金ですることは絶対ですね。

日本人の年代別での資産預け先の調査結果

年齢別金融資産ポートフォリオ
貯金やってますか?
【独身お金事情】平均貯金額と平均年収額を年齢別・最新情報で調査金融庁が公開している独身世帯の年齢別貯金額と年収をまとめました...

この年代別での資産預け先を見ると20代、30代では半数以上の資産を貯金や定期貯金に入れています。

逆に50代、60代になると貯金や定期貯金などの安全資産の割合が減っていて、株式、債券、投資信託などで運用している資産の割合が増えていました。

一般的には若い方がリスク許容度が高いので逆になるべきですが、日本人は逆の資産形成になっているのが興味深いですね。

さらに日本人全体での資産状況がこちらです。

全体の資産として保険などを入れると8割以上が安全資産と言える状況でした。

20190416-2018年12月末の家計の金融資産データ
投資する未来と投資しない未来
日本人の資産配分が株式投資9.6%で投資信託3.7%って知ってましたか?日本人の資産の割合を調べてみたら貯金と保険が82.3%と8割超えでした。一方で投資資産の割合は13.3%と1割ちょっとしか投資をしていません。資産運用に正解はないですが、本当に貯金と保険が8割もあって良いのでしょうかね?...

欧米と比べても日本人の保守的傾向の強さが判る

以下に欧州と米国と日本の資産分類の統計があります。

情報元は2018年3月時点の日銀の資料より作成されています。

日本と欧米の資産分類の違い

多くの部分がほとんど金利の付かない預貯金に滞留する。消費や投資に比べ、倹約・貯蓄に重きを置く国民性に加え、バブル崩壊の経験や、将来への不安も原因とされる。長期デフレの下では実際、減価しない現金保有は理にかなっていたとの指摘も多い。(情報元:日本経済新聞より)

日本人の性格としても損失回避傾向が強いことがアンケート調査からわかっています。

目に見えないリスク
投資を人に勧めてはダメな理由はなぜか?投資を人に勧めてはダメな理由はなぜか?ギャンブルと投資の大きな違いなどについて書いた記事です。...

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