皆さんは会社が好きですか?
私は嫌いです。笑
そして、可能ならば60歳の定年まで働くことなく完全なるセミリタイアを達成したいと常々考えています。
ネットや雑誌ではよく、セミリタイアに必要な資金(資産)として1億円は最低必要とか1億円でも足りないとか、5000万円あれば十分とか3000万円でもセミリタイアしたとか。
とにかくセミリタイアしたいけど、お金はいくら必要なの?って疑問を持っている人の興味を引くためにとても達成出来なそうな大金だったり、なんとか貯金出来そうじゃない?ってくらいの金額までいろいろなセミリタイヤ資金が書かれています。
けど、どの記事もセミリタイアする年齢だったり、養う家族の有無だったり、住んでる場所だったりで全然違うでしょって感じで参考になった記事はありませんでした。
しかし、初めて読んで納得な「完全セミリタイアに必要なお金」が書かれていたので紹介します。
それが、4%ルールです。
4%ルールとは何か?
そもそも4%ルールとは、最近アメリカで流行っている「F.I.R.E(Financial Independence and Early Retirement)」という経済的自由を得て会社を早く辞めて自分の好きなことをして生きよう!って考え方から来ています。
自分(家族)の年間支出額 x 25 = セミリタイア必要資金
となります。
なぜ年間の生活費を25倍すればセミリタイア資金となるのか?について説明します。
もしあなたが年間に使うお金が300万円だったと仮定します。
するとセミリタイア資金は25倍すれば計算出来ますので
3,000,000円 x 25 = 75,000,000円
7千5百万円ですね。結構な大金が必要となります。
ここで4%という数字を使って7千5百万の4%を計算します。
75,000,000円 x 4% = 3,000,000円
3百万円という数字になりました。
つまり、「年間の生活費を25倍した資金を年間4%使えば、年間の生活費になる」ってことになります。
数字が苦手な私には難しい計算なのですが、数字に強い人は何当たり前のこと言ってんの??ってなっているでしょうね。
けど、ここからが感動した話です。
「つまり、7千5百万を年率4%で資産運用すれば永久的に生活費を働かずにゲットできます!」ってことを意味しているのが4%ルールの凄い所です!
え?当たり前過ぎるって・・・そう思ったあなたはこの記事を読んで時間の無駄になりましたね。。。ごめんなさい。
次のステップはどうやって年率4%で資産運用するの?について説明していきます。
年率4%で資産運用するのはどーするの?
アメリカで流行っている「F.I.R.E(Financial Independence and Early Retirement)」では、この資産運用についても説明していました。
アメリカ人は投資が多くて、日本人は貯金が多いと聞いたことがありませんか?
その一因として、アメリカには優れた資産運用会社が多く存在しています。その中でも一番有名なのはバンガード社という資産運用会社です。当然日本の証券会社からでも購入できるので、興味があれば以下の記事もご覧ください。
このバンガード社は一例ですが、このような「手数料(投信報酬)が圧倒的に安いインデックス連動型の投資(投資信託やETF)」を進めていました。
ただ、投資信託やETFは分散投資となるので資金運用上はリスクは低い分、配当利回りとしては4%を超えるような好条件な商品はないので、他の投資商品とも組み合わせて4%を達成する必要があります。
他の商品としては、個別銘柄で高配当銘柄なものやREITなどの不動産投資などです。しかし、リスクが高くなるので元本を大きく下回ることも視野に入れた投資戦略が必要となります。
4%ルールの注意点
もし年4%の利率で資産運用することが出来れば永久的に生活ができます。
しかし実際にはインフレリスクだとか、税金が日本では20%取られるなどもあるので、単純に25倍すれば良いって言うのは話を単純化しただけですので注意が必要です。
なので、本当に自分の生活費の25倍の資金が出来たら、そこから慎重に検討して下さいね。
しかし「自分の生活費の25倍の資金」を作ることを目標にするのは資産形成をする上で良い目標になると思いますので、この4%ルールを紹介しました。
そしてこの4%ルールの計算は、独身や年齢、性別に関係なく簡単に計算できるというメリットがあります。
その中でも一番制度が高く計算出来るのは、独身者になります。
独身者は生活に必要なお金の変動が少ないので、簡単にセミリタイアするための必要資金が簡単に計算出来ますよ。
あと、よくネットや雑誌・TVなどでセミリタイア資金は1億でも足りないとか書いて煽っていることもありますが、真に受けないようにして下さい。
きちんと理論的に計算した数字を信じることが大切です。
そしてアメリカでは有名資産運用ルールなのでGoogle検索で"4% Rule"で検索すれば英語の記事がごっそりと見つかるので参考にして下さい。
その中の1つを参考記事で紹介します。
年間4万ドル(US$40K)が必要な人はセミリタイア資金は100万ドル(US$1.00M)が必要で、年間6万ドル(US$60K)が必要な人は老後資産150万ドル(US$1.50M)が必要ってことが書かれています。
最低のセミリタイア資金が100万ドル(1億円)ってどんだけセレブだよって思いましたが、アメリカは富裕層が多いのでその人達に向けた記事のようです。
【参考記事】
4%ルールの他にも似た法則があるので、簡単に紹介しておきます。
「72の法則」資産を2倍にする期間を計算する法則
72÷運用利回り(複利)=資産が2倍になるまでに必要な年収
という法則もあります。
例えば、利回り4%の高配当銘柄に100万円投資してから200万円になるまでに何年かかるか?がこの72の法則で簡単に求められます。
72÷4%=18年
となり、なんと18年も必要なことが判ります。
結構時間が必要だってことが判ります。
けど、この4%の利回りを18年間平均して得るのはかなりの難題です。
なので資産運用を複利で若いうちに開始することの重要性がこの計算でも判ります。
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