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2019年からの投資戦略としてFIREチャレンジと称して勝手に6,300万円の資産形成を4%ルールに従ってやっていきます。
この6,300万円を導き出した記事はこちらです。
さて、毎月の投資金額は20万円です。(ここに積立NISAも含みます)
その20万円の投資先について検討した記事になります。
投資信託(eMAXIS Slim)でFIREチャレンジ
投資信託で候補になるのは、数ある投資信託の中でもダントツで低コストなeMAXIS Slimシリーズです。
間違ってもアクティブ投資信託は選びません!(ひふみ投信で痛い目を見た)
そして、既に2018年にeMAXIS Slimシリーズを3つも定期積立していますし、積立NISAでも購入しています。
前から薄々気が付いていましたがS&P500と先進国株式インデックスは被っています。
なので、2019年からは”S&P500”と”新興国株式インデックス”の2つでつみたてNISAはやっていこうと思います。
これで月33,000円の投資先『つみたてNISA:eMAXIS Slimシリーズ』が決まりました。
また月33,000円と中途半端な金額になるので、残り17,000円を通常の積立投資信託に入れることで月々5万円を投資信託に入金します。
『eMAXIS Slimシリーズ』の目論見書を見ると収益配分にはこんな記載がありました。
年一回の決算時(毎年4月25日)に分配金額を決定します。(分配金額の決定にあたっては、信託財産の成長を優先し、原則として分配を抑制する方針とします。)
なので、数年間はあまり期待出来ないかも・・・コロコロ投資信託先を変えるもメンドクサイので、とりあえずeMAXIS Slimを信じて託します。
ETF(バンガード)でFIREチャレンジ
投資関連ブログを見て??となるのがバンガードETFです。判らない単語が2つもある・・・って最初に調べる人も多いハズ。
そして、ETFも投資信託も同じなのね。そして数年前まで国内の投資信託で手数料が安く海外インデックス投資出来る商品がなかったようで、その当時の投資家が行きつく先がバンガード社のETF商品のようでした。
しかし、最近ではさきほど投資信託で紹介したeMAXIS Slimのような手数料の安いインデックス投資が出てきて、人気も分散されてきているようでした。
バンガード取り扱い商品で有名なのを紹介してみます。
バンガード(Vanguard)人気TOP5銘柄紹介
VYM | バンガード米国高配当株式ETF | 大型株のうち配当利回りが市場平均を上回る405銘柄を組み入れ。首位のJPモルガン筆頭に上位10社で26%を占める。上位業種の比率は11~16% |
VOO | バンガードS&P500ETF | S&P500指数に連動するように運用。直近では509銘柄を保有し、GAFAなど上位10社で2割超。業種はIT、ヘルスケア、金融、消費財が中心 |
VT | バンガードトータルワールドストックETF | 世界41ヵ国の株式で構成される指数に連動。組入銘柄は8116に増加。上位10銘柄独占の米国53%、日本8%、英国5%で新興国株は1割弱 |
VTI | バンガードトータルストックマーケットETF | 米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%を対象にした指数に連動。組入銘柄数3654。上位10銘柄はVTHR(バンガードラッセル3000ETF)と共通で、組入れ比率もほぼ同水準 |
VWO | バンガードFTSEエマージングマーケッツETF | 中国A株含む新興国株式の指数に連動。国別は中国34%、台湾14%、インド11%とアジア主体。4655銘柄を組み入れるが、上位3社で1割強を占めている |
ここで気になったのは、VYM(バンガード米国高配当株式ETF)です。
1年チャートで見ると急落してますね。けどお買い得とも思えてきます。笑
そして、利回りは2.82%でした。高配当の割には3%を切っていました。
けど分散投資になっており、リスクも分散されているので仕方ないですかね。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM):最新構成銘柄(2018/09/30時点)
REIT(不動産投資信託)でFIREチャレンジ
REIT(リート)とは、不動産を皆でお金を出し合って購入、運用して利益も皆で分配する商品です。投資信託が株を皆で運用しているなら、REITは不動産を皆で運用しているってことです。
REITは詳しく調べたことはありませんでしたが、高利回りというのは知っていました。
まず、不動産といっても対象となる不動産として7つのタイプがあるそうです。
賃貸住宅型 | テナントが撤退するリスクが低い割に分配金の安定度は一番高い |
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オフィス型 | オフィスビルの市況が回復中で分配金が増加する可能性が高まる |
物流施設型 | 好況でも不況でも倉庫は活発に動き、儲けやすくて需要は長期で拡大 |
総合型 | オフィスや商業施設、住宅などさまざまな用途でリスクを分散 |
ホテル型 | インバウンド需要は引き続き高いが、今後は競争激化でやや不安 |
商業施設型 | テナントの退店で収益が大幅悪化するリスクが他のタイプより大きい |
ヘルスケア型 | 老人ホームなどのシニア住宅に投資するが、運営会社の問題はある |
なるほどね。これに加えて日本だけでなく全世界のREIT商品があるので、かなり組み合わせは多い商品です。
私は不動産投資するなら、人口ボーナスのある国でしか考えられません。なので日本はパスです。
インド、東南アジアなどの新興国が良いと思います。そして国力が上がれば確実に儲かるのはオフィス型だと思います。なので新興国のオフィス型に絞って探しました。
すると日興アセットマネジメント社の『グローバルREITの投資再考』というPDFファイルを見つけて、こんなグラフを見つけました。
資料内容は今後まだまだグローバルREITは伸びる余地が大きいですよ!ってグローバルREITを勧める資料でした。
しかし、この1枚の資料を見て不安になりました。
2008年のリーマンショック時のREITの下落を見て、今の米国株市場のことを考えると流石に2019年からREITをやろう!って思えなくなりました。
既にリーマンショック以降のREITは十分なバブル状態になっているとしか見えないチャートでした・・・
また、信託会社に支払うコスト(手数料)が大きいというデメリットがありました。(利回りの2割と書かれている記事もありました。)
ということでREITは一旦様子見とします・・・REIT怖すぎでした。
個別銘柄(AT&T/Verizon)でFIREチャレンジ
最初から目を付けているのがAT&T社です。アメリカの2大通信会社になります。
今回の米国株の大暴落で、AT&Tの利回りがエグいことになっていました。
なんと・・・7.21%ですよ!!
IPOで大きく値を下げて初日を終えたソフトバンクでも利回りが話題になりましたが、それでも5%でした。AT&Tは7.21%の利回りですよ!って声を大きくして言いたくなりました。
アメリカの2大通信会社は2019年から5Gが始まります。これから情報量は増加傾向にあるのは確実だと思うので、通信会社って狙い目だとずっと思っています。
そして株価が倍になることはないでしょうが、大きく下がることもないと想像しています。
ワーナー買収で失敗したら・・・目も当てられないですが。笑
もう一つ通信会社がベライゾン(VZ)です。
Verizon社も4%を超えた配当利回りがあります。
2019年からのFIREチャレンジ投資先まとめ
さて、ここで一旦まとめてみます。
大分類 | 購入商品 | 月々の積立金額 |
投資信託 | eMAXIS Slim(S&P500) | 33,000円(つみたてNISA) |
eMAXIS Slim(新興国インデックス) | 17,000円 | |
ETF | VYM(バンガード米国高配当株式ETF) | 50,000円 |
高配当個別銘柄 | AT&T(T) | 50,000円(ボーナス時は+200,000円) |
Verizon(VZ) | 50,000円(ボーナス時は+200,000円) |
これで合計で月々20万円の投資先を決めれました。
まだ時間があるので、気が変わるかもしれませんが一旦はこれで仮決めとしました。
また2019年からは、この投資結果について【FIREチャレンジ】と題して公開していきます。
毎年投資先は見直しますが、15年間継続すれば6,300万円のアーリーリタイア資金が出来上がる予定です。
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