日本株

東証1部上場市場の再編で降格ラインの企業はどうする?


東証が市場の再編を検討しています。最終的には2019年の春に報告書をまとめて発表する予定となっています。

ただ、提案というレベルでとどまっており、実施時期については明確にしていません。当然ですが水面下では、噂されている条件で東証1部企業から脱落することが確実になる企業は反発しているのでしょうね。

東京証券取引所の現状

東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズと4つあります。

東証1部と2部に上場している企業は2600社ほどあり、その中で8割を超える2130社が1部企業となっています。

そして、東証1部に一度上がると降格することはほぼないそうです。時価総額のラインとしては10億円を下回ると東証1部から降格することになるが、9か月以内に10億円を超えればOKとなる。つまり、9か月連続で10億円を下回らなければ1部上場企業として存続可能となる。

1月23日時点の東証1部企業のワースト時価総額TOP10

東証1部ワースト10

東証1部上場企業で1番時価総額が低かったのは、中国工業でした。ちなみに本社が広島なので中国・四国地方の中国です。ここは、時価総額が19億円しかありません。また上場したのが1961年と古くからある老舗企業でした。

このように古くから残っている形だけの企業も多いので、厳しいラインを決めて東証1部上場企業の価値向上を狙うのはブランディング戦略としては当然だと思います。

1月23日時点の東証1部企業のトップ時価総額TOP10

東証1部トップ10

こちらは、1月23日時点での時価総額TOP10です。説明不要な有名企業のみです。

見直し後の東証1部上場企業

東証1部企業再編

まだ東証からの発表がないので、ニュース等の情報をまとめています。

時価総額500億円以上を東証1部として残る条件にする

東証2部とジャスダックと東証1部から落ちた企業で市場を形成する

新興市場のマザーズをさらに上場しやすくした市場を形成する

という3つの市場で構成することが有力のようです。

1月23日時点で500億超えラインより上の企業

29190123_500憶円超え企業

企業数で1020社となっていました。なので、今後の東証1部企業が1000社となるようです。個人的には、まだ多い気もしますが・・・

個人て金は、東証1部企業は500社くらいが丁度良いのではないでしょうかね?

1月23日時点で500億超えラインより下の企業

29190123_500憶円以下企業

こちらが微妙なラインにある企業です。

東証1部企業の再編で何が起きるか?

もし、このラインでバッサリと東証1部企業から降格が決まると株価は大きな影響を受けることになります。

なにが起きるか?というと東証1部企業ということでTOPIX(東証株価指数)連動ファンドが購入している場合は、当然そのファンドは一斉に売りに出るでしょうね。

またそれを想定して個人投資家も株価が上がりにくい状況となる企業は損切りしてでも手放すことになるでしょう。

このリスクを考えると長期投資で個別銘柄購入を検討している人は東証1部企業で500億円の時価総額には手を出しにくい状況が続きそうですね。

けど考え方を変えると現在の時価総額が500億円~400億円程度の企業は東証1部企業を死守するために、配当金を上げたり、株主優待を増額したり、自社株買いをしたりと株価を上げるための施策を始める可能性もありますよね。

さすがに、そこまで見越して株を購入している人は少ないとは思いますが、東証の再編ニュースは今後の株価に影響される企業は多そうですね。

ちなみに私は東証1部に残ろうが降格しようが企業価値に影響がないので、このニュースで左右される可能性のある企業の株には関わるつもりはありません。

▼ここをポチっと▼
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 株ブログ 米国株へ
関連記事