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政府が定期的に発表している2人以上の世帯による資産調査結果の発表をしています。
意外と知らない人がいますが、このデータが元になっていろいろなニュースサイトで平均貯金額だったり、平均借金額だったりの記事が書かれています。
ここで発表されている最新デーがが2018年の4月~6月の期間で調査したデータです。
年齢別の年収額と貯金額と借金額を政府統計窓口で公開
年齢別以外にも、都道府県別、年収別、職業別などを主軸にしたデータも公開されています。これもなかなか面白い切り口ですが、紹介は別の機会とします。
興味のある人は以下に政府窓口のサイトを載せるので、直接ご覧ください。
政府統計の総合窓口:統計で見る日本
世帯主の年齢階級別年収、貯蓄、負債の1世帯当たり現在高
世帯主年齢別 | 年収 | 貯蓄 | 負債 |
---|---|---|---|
平均値 | 621万円 | 1,763万円 | 547万円 |
~29歳 | 548万円 | 370万円 | 712万円 |
30~39歳 | 635万円 | 613万円 | 1309万円 |
40~49歳 | 755万円 | 1,007万円 | 1116万円 |
50~59歳 | 868万円 | 1,757万円 | 661万円 |
60~69歳 | 570万円 | 2,351万円 | 209万円 |
70歳~ | 423万円 | 2,265万円 | 101万円 |
このデータを見て、独身の人は高いなぁ~って思う人もいるでしょうが、あくまで2人以上の世帯が調査対象なのでDINKSなど共稼ぎパターンが、今の時代は当たり前なので独り身よりも年収、貯蓄とも大きく上回っているのでしょう。
それでは、年代別のデータに2017年4月~6月期とちょうど1年前データを付けて比較しながら見ていきましょう。
全世代平均の年収、貯金、負債
平均値
年収:621万円 (2017年:612万円)
貯蓄:1,763万円(2017年:1,791万円)
負債:547万円 (2017年:510万円)
平均値ですが、去年と比べてあまり変動がありませんでした。
夫婦で共稼ぎすることで年収も貯金も独身よりもありますよね。結婚が経済的なメリットがあると言われているのも納得ですね。
~29歳の年収、貯金、負債
~29歳
平均値
年収:548万円(2017年:509万円)
貯蓄:370万円(2017年:443万円)
負債:712万円(2017年:447万円)
20代が2017年と比べて2018年は年収が50万円も大きく増えていました。
意外な結果ですが、若い世代の給料が上がっている証拠なのでしょうね。アベノミクスの良い影響がジワジワと20代の給料に反映されてるのかな??
30~39歳の年収、貯金、負債
30~39歳
平均値
年収:635万円 (2017年:607万円)
貯蓄:613万円 (2017年:646万円)
負債:1,309万円(2017年:1,157万円)
30代でも20代ほどではないですが、30万弱も給料が上がっていました。
あと30代で負債額が大きく上昇していますが、これは住宅取得のために住宅ローンを組んでいる割合が増えているので、負債額が1000万円を超えています。
40~49歳の年収、貯金、負債
40~49歳
平均値
年収:755万円 (2017年:746万円)
貯蓄:1,007万円(2017年:1,067万円)
負債:1,116万円(2017年:1,066万円)
現役世代で一番年収の伸びが低かった世代が40代でした。
私も40代なので、寂しい感じすよね。受験戦争、就職氷河期、と40代は呪われた世代だと感じてしまいます。
40代では貯金平均額が1000万円をギリギリ超えていました。
50~59歳の年収、貯金、負債
50~59歳
平均値
年収:868万円 (2017年:831万円)
貯蓄:1,757万円(2017年:1,682万円)
負債:661万円 (2017年:614万円)
50代が40代よりも年収が高くなっているのが驚きですね。
最近では50代で給料が減ってくるのが普通だと思っていました。
そして、貯金額は2000万円に近づいています。逆に負債額は40代と比べて大きく減らしています。
早くに結婚していれば50代は子育ても終わっており、貯金できる可処分所得が増えているのでしょうね。
60~69歳の年収、貯金、負債
60~69歳
平均値
年収:570万円 (2017年:573万円)
貯蓄:2,351万円(2017年:2,249万円)
負債:209万円 (2017年:193万円)
気になる老後ですが、60歳を超えても普通に労働して給料をもらっているんですね。
まぁ働いた方がボケ防止になるし、健康でいられる期間も長いと言われていますよね。
けど、私は60歳を超えてまで働きたくないですよ。。。
貯金額としては流石60代です。退職金で大きく貯金額が増えています。
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