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私は現在40代ですが、子供の頃は戦時中に生まれなくてラッキーだったなぁ~と思っていましたが、最近はあと20年早く生まれていれば・・・って思うことが多いですね。笑
そんな自虐ネタにも出来ないニュースがこの週末立て続けにありました。
- パイオニアで管理職を対象にしたリストラ
- 経団連会長が終身雇用を守れないと発言
- 退職金が20年で1,080万円減っている
パイオニアで管理職を対象にしたリストラ
経営難で香港ファンドの完全子会社となっているので、経営難になった原因でもある管理職を対象にしてリストラするのは当然という考え方もありますが。。。
管理職の立場になって考えると、これまで会社に忖度した行動をしてきただけなので急にリストラ対象にされても納得は出来ないでしょうね。
ただ、経営再建では人件費という固定費から見直すのは当然で給料の多い管理職、高年齢の非管理職がターゲットとなるのは規定路線ですね。
こうなると、仕事を頑張って出世しても会社経営が傾けば全て報われない結果となるサラリーマン人生の縮図ともいえます。
そして、出世出来なかったサラリーマンも当然リストラ対象になります。
そう考えると仕事の出来不出来ではなく、年齢で全てが決まることになります。
そこで社外に放り出されても、それまで高度なスキルがあっても年齢がネックで次の就職先を見るけるのは極めて難しいのが現実です。
この高年齢リストラ問題では、若者は他人事のように自己責任論を言いますが世間を知らない若者なので仕方ないですね。。。自分たちも若いころは同じだったですよね。
引用元記事:パイオニアが希望退職者を募集
経団連会長が終身雇用を守れないと発言
経団連・中西宏明会長「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」
というショッキングなニュースを見た時には、え?誰が言ってるの?って感じでした。
まぁー、そんなの言われなくても判っていますけどね。
これまで終身雇用を前提に若い時代に安く働かされていた40代、50代がどう感じるでしょうかね。
それで急に会社の制度を変えられてリストラ対象になります。って言われたら・・
推測ですが、5年くらいは労働組合とか社員などが抵抗して終身雇用制度が急激に崩壊することはないでしょうが、10年スパンで考えると厳しいでしょうね。。
そう考えると35歳から40代後半の人達は、この変化で煽りを受ける世代となりそうです。
当然、その家族や子供(小中学生)にも大きく人生に影響を与えることになるでしょう。
引用元記事:ついに日本の終身雇用制度が完全終了へ
退職金が20年で1,080万円減っている
これは、これまで公開されていたデータを記事にしただけなので知っている人は何を今さら?と思うでしょうね。
平成30年でサラリーマンの可処分所得は落ち続けているのを考えれば、当然退職金も下げ続けているのは推測できますよね。
それでも20年で1.000万円以上が下がっている現実を数字で見せられると。。。ショックなニュースではないでしょうか?
大卒者を対象にした調査ですが、「1997年の2871万円をピークに下がり続け、2017年は1788万円と20年間で1083万円も下がった。」とのことです。
引用元記事:退職金「20年で1080万円減」大きく下がった理由
今35歳から50代前半くらいの人達は逃げられないと腹をくくりましょう
間違いなく、時代は戦後から高度成長期にかけて作られた常識は大きく崩れていきます。
もう、既に崩れていることも多いですよね。
スマホの普及をイメージすればわかりやすいと思いますが、急に今日から変わります!って感じではなく、ジワジワと変化していくでしょう。
それをどこで感じ取って生き方(働き方)を変えるか?はその人のアンテナの感度次第でかなり変わってくるでしょう。
少なくても、このブログを読んでいる人はその感度が高い人だと思うので、次の一手も常々考えている人だとは思います。
また最近では大手企業でも副業を認めるケースが多くみられます。
これはその会社の経営層からのメッセージでもあるので、会社以外の収入源確保は積極的に取りにいくべきだと思います。
そして、私は会社以外の収入源として投資とブログ運営の2本で日々精進しています。
なので、お互い頑張りましょう!!
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