雑記

団塊ジュニア世代の年金受給年齢引き上げで起きる悲劇の連鎖

▼▼Youtubeで投資の実績を公開中▼▼


▼▼応援クリックお願いします▼▼
ブログランキング・にほんブログ村へ

団塊ジュニア世代(1971年生まれ)以降をターゲットにして年金受給年齢を70歳にする検討を始めているとネットや雑誌では噂されています。

それに対して政府は否定をしているようですが、少子高齢化と年金については政府は常に検討しているでしょう。

この記事では以下について書いています。

完全に個人的な妄想ですが・・・同じ未来を感じている人は多いのではないでしょうか?

  1. 年金受給年齢の引き上げが、団塊ジュニア世代をターゲットにしている理由
  2. 年金受給年齢の引き上げ後に起こる、定年退職年齢の引き上げ
  3. 定年退職年齢の引き上げ後に起こる、早期退職募集というリストラの嵐
  4. 社員数1万人以上の大企業が消え、中小企業とフリーランス人口が増える
  5. さらに貧富の格差が広がる・・・

団塊ジュニア世代をターゲットにする理由

人口ボリュームが多い団塊ジュニア世代の支給時期を遅らせることは自然な流れと思います。

まずは、2018年時点での日本の人口ピラミッドを以下に示します。

日本の年齢別人口ピラミッド

20190415-2018年-日本人口ピラミッド
この人口ボリュームを見れば、政府が団塊ジュニア世代が65歳になるまでに年金受給年齢を引き上げたい気持ちは理解出来ます。

それが出来ない場合には年金受給額を減らす必要があるでしょう。

しかし、それは年金受給者全体を敵にする政策なので押し切ることは不可能でしょう。(年寄りになるほど選挙にはきちんと行きますからね。)

それなら団塊ジュニア世代以下を敵に回した方が賢明ですよね。

若者(20代、30代)は年金なんかに興味ないだろうし、選挙にも行きませんからね。。。

就職氷河期世代、団塊ジュニア世代について当事者が感じる不安と不満就職氷河期世代、団塊ジュニア世代について当事者が感じる不安と不満について書きました。けど何も言っても仕方ないと諦めています。『現実を受け入れて、その状況で自分が何をするべきか?を考えて行動する』しか選択肢はありません。...

定年退職年齢を引き上げる

老後02
政府は年金受給年齢を引き上げるためには、団塊ジュニア世代に対して希望も与えないと不満が噴出するので一緒に定年退職年齢の引き上げも法律で決めるでしょう。

現在の定年退職とシニア雇用と年金受給の関係から、次のステップは以下のようになるのは誰でも思いつくことだと思います。

定年年齢シニア雇用年金受給年齢
現在~60歳60歳~65歳65歳
将来予測~65歳65歳~70歳70歳

これを政府が経団連などを通して大手企業に導入するように迫れば大企業も断れないのではないでしょうか?

そして、サラリーマン当事者も予定よりも5年も長く労働することに不満は出るが働き口の確保がある安心感で大きな不満までにはならないと思います。

早期退職募集というリストラの嵐

失敗
現在、私の企業にもシニア雇用で働いている人が多くいます。

シニア人材でも優秀でバリバリ働いている人達もいます。

企業としては優秀な人材を安く雇えるのは嬉しいことでしょうが、ほとんどのシニア雇用はやる気のない人が多いのも事実です。

働いているシニアにとっては、これまでと同じ職場で同じ業務をして収入が半分以下になるのだから、やる気を出せという方が無理があります。

これは既に企業側も把握しているでしょう。

それが70歳まで雇用する義務が発生するとなれば、優秀な中高年人材以外は解雇したいと考えるのは当然でしょう。

なので、定年退職が引き上がるとなれば、企業側は今以上に早期退職募集を増やしてリストラの嵐となることが容易に想像出来ます。

これはかなりの社会問題となるでしょう。

ただ企業側もそうしなければ、優秀な若手の確保が出来ないので必死で戦うことでしょう。

大企業は激減して中小企業とフリーランス人口が増える

現在、1万人以上の正社員を抱えている日本の大手企業は2019年4月人てで303社もあります。

300社以上というのは異常で、この1万人以上の従業員を雇える企業はほとんどなくなるでしょう。

そしてリストラされた社員側は転職活動で中小企業(特に人材不足のサービス業)に流れることになります。

ただ、それでも職のない人の多くはクラウドワークスなどのクラウドソーシングで買い叩かれるか?アルバイトをするか?という厳しい選択しかない元大手企業社員が多く発生すると思います。

アメリカでも2020年までにフリーランスが労働人口の50%を占めるとも言われていますが、どちらかというとポジティブな理由だと思います。

一方で日本では、ネガティブな原因で今後フリーランスが増えると思います。

引用元:「正社員数の多い」トップ500社、最新ランキング

止まらない格差社会

孤独な男
現在でもクラウトソーシングでは発注する側の力が強くて買い叩かれているのが実情だと思います。

そこに、さらに不景気で人が流れてくるともっと買い叩かれるのは確実です。

大手企業に残った少数精鋭の正社員は、報酬が増えてより高収入になるでしょう。

大手企業からリストラされた人材や現在既に市場から買い叩かれているフリーランスの人達は、さらに収入が減ることになるでしょう。

つまり、これかが本当の格差社会の始まりになるのではないでしょうか?

最後にまとめ

ここまで書いた流れは以下の流れでした。

  1. 年金受給年齢の引き上げが、団塊ジュニア世代をターゲットにしている理由
  2. 年金受給年齢の引き上げ後に起こる、定年退職年齢の引き上げ
  3. 定年退職年齢の引き上げ後に起こる、早期退職募集というリストラの嵐
  4. 社員数1万人以上の大企業が消え、中小企業とフリーランス人口が増える
  5. さらに貧富の格差が広がる・・・

この流れを感じている多くの人は、投資や副業を開始しているか稼げる道を探している人達でしょう。

副業を選ぶポイント
【大副業時代】会社員へおすすめ!副業を選ぶ重要なポイントって何?サラリーマンが副業を考えたときにまず読んで欲しい記事です。資産形成が出来ない副業なら本業を頑張った方が良いです。...
会社を辞めてブロガーになる
『会社を辞めたい』と本気で考えるならブログで副業を始めよう『会社を辞めたい』と本気で考えるならブログで副業を始めようと思う理由を書きました。ブログはオワコンと言う人も多いですが、私はまだまだ可能性は高いメディアと考えています。少なくてもサラリーマンの副業には最適なツールです。...

▼▼Youtubeで資産運用実績を公開▼▼


関連記事