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これから株式取引をはじめる人達は、どの証券会社で口座を開くべきか?について迷うでしょうが、今後はSBI証券の1択となるでしょう。
これまでの選択肢としては、まずネット2大証券のSBI証券と楽天証券のどちらかで迷います。
そして最近では、
楽天ポイントをよく使う人は→楽天証券
Tポイントをよく使う人は→SBI証券
という道筋が出来つつありました。
その流れを大きく変えるニュースが出てきました。
3年後にSBI証券が株式売買手数料を無料にすると宣言
SBI証券の手数料無料化について、最初にニュースで知りました。
日本経済新聞のサイトでは以下のように記載されていました。
証券会社が株式売買手数料に頼る収益モデルから脱却できていない。1999年の手数料自由化から20年の節目となる2019年4~9月期の業績が31日に出そろい、主要19社のうち17社で最終損益が減益または赤字になった。手数料ゼロの流れが先行する米国を見据え、SBIホールディングスは将来の「ゼロ化」を明言した。「3カ年計画で手数料の完全無料化をめざす」。SBIの北尾吉孝最高経営責任者(CEO)は30日の決算説明会でこう宣言した。夜間の私設取引システム(PTS)を手始めに、手数料ゼロの対象を広げる。米国ではインターネット証券大手のチャールズ・シュワブが10月、株式の売買手数料を無料にすると発表した。日本では早くも追随する道筋が示された。(日本経済新聞より)
そこでSBI証券の2020年3月期 第2四半期の決算資料を見るとハッキリと記載されています。
それがこちらの2つの資料です。
米国で手数料撤廃の動きを伝えるニュース『米ネット証券各社の株価急落、シュワブ手数料撤廃で競争激化へ』
(SBIホールディングス:2020年3月期 第2四半期決算資料より)
さらにYoutubeで公開されているSBIホールディングスCEO北尾氏の決算発表の動画がこちらです。(2020年3月期 第2四半期 SBIホールディングス(株)決算説明会より)
約2時間の動画ですが、SBI証券の手数料無料化については1時間13分頃から話し始めています。
流れとしてはアメリカで既に始まっているネット証券での手数料無料化の流れをいち早く取り入れることを発表したということです。
これから証券会社の口座を開く人はSBI証券の1択
まだ証券会社の口座を持っていない人
新規ユーザーは迷うことなく、SBI証券でしょう。
もし、楽天経済圏の住人だとしても楽天証券がSBI証券に追随して手数料無料化にすることを信じて楽天証券に口座を開くのはリスクがありますね。
もし、追随できなかったら3年後にSBI証券の口座に申し込むことになります。
ちなみにSBI証券はネット証券で圧倒的にNo1の地位を誇る証券会社です。
(SBIホールディングス:2020年3月期 第2四半期決算資料より)
この資料を見ると2018年くらいから、楽天証券の口座数急増が凄いですね。
楽天ポイントと株取引を紐付けしたことが、楽天証券の口座数を急増させた要因だと思います。
それでSBI証券もTポイントと提携したりサービス向上に頑張っていたので、今回の手数料無料化もある意味では楽天証券の頑張りがもたらした功績とも言えます。
証券会社の競争激化はユーザーにはありがたいことです。
既に楽天証券など他の証券会社の口座を持っている人
もし、既に他の証券会社で取引をしている人は、
SBI証券に追随してくれることを期待して待つしかありません。
まだ3年もあるのでしばらくは、様子見するしかないでしょう。
間違いなく多くの証券会社は手数料無料化の流れに追随出来なければ淘汰されるでしょう。
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