あと少しで2019年も終わりますよね。
そして来年は2020年と区切りの良い年となります。
そこで2020年からは老後資産を貯めようと考えている人や投資をはじめようと考えている人などお金に関して抱負を抱く人は多そうです。
そこで、今回は老後資産を投資することで資産形成しようとする人、リスクを取らずにコツコツと貯金で資産形成しようとする人の向き不向きについて記事を書きました。
投資で資産形成を考えている人
ここで書いている投資とは、『長期・分散・積み立て』という比較的に投資の中でもリスクを抑えた投資をここでは言っています。
個別株、FXのようなリスクの高い投資のことではありません。
投資というと世間的なイメージでは、ほとんどの人が損をして本質的にギャンブルと同じという感覚を持っている人の方が日本人には多いでしょう。
それなのに『投資で資産運用をしている人は、なぜやるのか?』と不思議に思うのではないでしょうか?
私も『長期・分散・積み立て』という条件で老後資産を貯めている人種となります。笑
私が投資により資産形成をする理由は2つです。
- 過去のデータを信じている
- 資本主義の未来を信じている
この2つの考えについて詳細説明してみます。
過去のデータとは?
アメリカでは有名なジェレミー・シーゲル氏の長期に渡って株式、長期国債、短期国債、金、貯金で資産価値がどのようになったか?を調べたチャートがあります。
アメリカの話でしょ?じゃー日本は?と思って日本の日経平均を長期チャートを調べてみるとこうなっていました。
失われた20年とよく言われますが、もっと日経平均を引いてみれば右肩上がりのチャートとなります。
このように過去のデータを見ると長期に渡って世界は豊かになり続けています。
日米の株やドル円の長期チャートについては、以下の記事で書いています。
資本主義の未来を信じるとは?
そもそも世界を見ても一時的に戦争などで苦しい時代もありましたが、2019年の今現在が人間の歴史から見ても1番豊になっていると私は思います。
つまり、人間は常により良い世界にしようと努力するように出来ていると感じます。
このように未来は誰にもわからないが世界に分散投資すれば20年後、30年後は今より経済的に発展していて、資産も増えていると本気で信じているから投資をしています。
以下の記事では、30歳から月5万円と40歳から月10万円を複利効果で積み立て投資をしたらどうなるか?について記事を書いています。
貯金で資産形成を考えている人
世界が豊かになる方向に向かっていると感じているのはポジティブ思考の呑気な人間で、自分が60歳になったときに、世界が良くなっている保証はないでしょ?
って考えの人は貯金で資産形成を選ぶと思います。
あと貯金以外では、マンションなど持ち家を買う傾向にあるでしょう。
確かにアメリカと中国の問題、アメリカとイランの問題、イギリスのEU離脱、北朝鮮の問題など戦争の火種は常にくすぶっているのも事実です。
さらに気候変動など環境問題が悪化することで、経済に与える影響は計り知れないです。
そういう不安材料があるので、投資など論外という理屈も理解できます。
そうなると貯金したお金の価値も下がりますが、投資したお金よりは資産は減らない可能性が高いですよね。
それに以下の記事のように、年収500万円以下の人達が貯金だけで資産3千万円を作ることも可能です。
このようにその人が将来をどう考えるか?で資産形成の方法は千差万別となります。
こうやって書いてみると投資で資産形成をする人は楽天的でポジティブ思考の人が多そうです。
逆に投資はせずに貯金で資産形成をする人は心配性で慎重な人が多そうですね。
当然ですがどっちが正解か?は将来がわからない以上、議論するだけ無駄です。笑
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