コロナショックによる全世界同時株安ですがまだまだ収まる気配はありません。
そんなタイミングでVTIの買い増しが出来るのはラッキーだと思いましたが、実際にやってみるとかなりストレスのたまる作業だということがわかりました。2018年末の米中貿易摩擦の時は下がり続ける相場を見ながらも買い増しする資金がなくて悔しい思いをしましたが、買付する資金があればあったでストレスはありますね。
それは、下げ続ける相場では「ここが底値かも」という気持ちで買い増したいという欲望を抑えると同時に株価が上昇するときには「ここから株価上昇になるかも」という気持ちで買い増したいという恐怖を抑える必要があります。
つまり、株価が急降下、急上昇する相場どっちになってもここで買いたい!!って気持ちが出るんですよね。
コロナショック中のVTI株価チャートで振り返る
以下にVTIの直近1ヶ月間のチャートがあります。そこに2月末の1週間と3月最初の週をそれぞれ赤枠を付けています。
2月末時点(2/24~2/28)の下げ下げ相場では日々下げる相場を見て今が底なんじゃないか?って心配になりますが、ここで大きく買うと後で資金切れになるので買い増したい気持ちをグッとを抑えて平均取得単価を下げる程度に買付を抑える必要があります。
そして3月に入って相場が上げ下げを繰り返しました。月曜と水曜に大きく株価が上昇した時には、このまま相場が戻る恐怖で一気に買い増したい気持ちになります。ただ調整で買い戻されているだけという可能性も十分にあります。そこで「このまま上昇を続けるかも」という気持ちを抑える必要があります。
今後も慎重にVTIの買い増しを継続
現在のアメリカのコロナウイルスの感染が急増しており、今日にも日本の感染者数を超える勢いです。さらにニューヨーク州が非常事態宣言を出して市民は混乱しているようです。日本と同様に日用品の買いだめをしているというニュースもありました。
これから日本・ヨーロッパ・アメリカと感染は拡がり続けることは明確であり、南米やアフリカでも感染者が増えていることを見ると日本では春頃に自然に収まるという予測も当てになりません。
そうなることで予想外の経済波及が今後さらに見えてくるので景気の減速は想定以上になると私は推測しています。
つまり、今後は最低でも米中貿易摩擦レベル以上の景気減速になるのは間違いないと思っています。(もちろん私個人の考えですよ)
なので買い増ししたい気持ち(欲求と恐怖)と戦いながら慎重に買いを入れていきたいと思っています。ただし慎重になり過ぎると絶好の買い場を逃すことになるので・・・日々どうするべきか?を悩みながら相場を眺めています。
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