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40歳を超えてから老後資産を考え始めても支障のない年収はいくら必要

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ある程度の収入がある会社員ならという前提ですが、20代や30代ではリスクなんて考える必要はありません。40歳から老後資産を貯め始めても全然余裕ですよって話です。

まぁ年収が少なくても若い時期なら、再出発も余裕でしょう。

若さって人間にとって最大の資産ですよね。

ただ40歳を超えると強気ではいられない年齢になっています。

いくら独身でリスクを取って資産を強気で運用していたとしても、老後資産は話が別です。

リスクを取りすぎない範囲での資産運用が必要だと思いますし、私もそうしています。

必要な老後資金をザックリ計算

お金の計算
まずは、老後の収入として唯一ある年金について調べましょう。

年金と一口に言っても厚生年金、国民年金などサラリーマン、自営業、公務員などで全然状況が変わります。

保障の度合いは以下のような順番になります。

1.公務員 > 2.会社員 > 3.自営業

って感じですね。

私は会社員なので、会社員で独身者の場合について考えます。

ネット上で探してみると受給できる独身者の年金はだいたい17万~18万円くらいが多い見解でした。

しかし、これから年金受給額、支給される年齢が上がるなども考慮しておく必要があります。

そこで、17万円から3割削減(流石にここまで削減されないでしょってレベルで計算しています)で受給年齢が70歳と仮定して老後の収入を計算します。

また、一人暮らしで賃貸マンションで生活すると仮定すると1ヶ月の生活費は20万円あれば十分でしょう。(病気など、もしものお金も込みです。)

次に何歳まで生きるか?これが最難関な問題です。

とりあえず100歳と仮定します。

仮定年金:月12万円

仮定支出:月20万円

仮定寿命:100歳

これで60歳時点で必要なお金が計算できます。

60歳:5136万円

65歳:3936万円

65歳まで仕事をすることで必要な老後資金が1000万円も違ってきます。

1000万円も差額が出るのだから多くの人が60歳を超えても働き続けるのでしょうね。

ここには退職金や確定拠出年金も入っていない老後資産なので、ここから引いた金額が本当に必要な老後資産ですが、ここでは計算に入れていません。もしもの保険として除外しています。

40歳から老後資金を作るには?

ここでは、必要な老後資金を5000万円と仮定します。

その5千万円の老後資金をどうやって作るか?

これを計算していきます。

あなたの可処分所得が700万円あると仮定します。

年収1000万円なら手取りが約750万円なので想定年収は900万円~1000万円の人向けの計算になります。

月々の生活費を30万円で40歳以降を過ごせば、60歳までに6800万円の貯金が出来ます。

年収1000万円の独身者が40歳~60歳まで生活費を月30万円に抑えて生活することが出来れば、老後資産として5千万を余裕で捻出可能です。

これなら20代、30代で貯金なしで遊びまくっても安心して老後資産が形成できることが判ります。

年収1000万円でこれなら、年収700万円以上あれば支出を減らすなど工夫することでなんとか60歳までに5千万円を貯めることも出来そうです。

なので、老後資産の運用方法として40代は投資信託で運用して50代から安全資産の運用に切り替えるのもありだと思います。

未婚で年収1000万円ってどのくらい居るの?

そこで、独身年収1000万円以上の割合を調べてみました。

年代割合
20 - 24歳0.0
25 - 29歳0.1
30 - 34歳0.4
35 - 39歳0.8
40 - 44歳1.2

この記事は日本全人口1%以下の人に向けた記事となりましたね。

一般論としては、老後資産を40歳から考え始めた人は遅すぎることを自覚して節約と給料UPと副業頑張らないと老後貧困予備軍であると自覚しましょう!という結論になりました。

老後資産で運用してはいけない投資先

注意マーク

一発逆転を狙って、ハイリスクな投資であるFXや信用取引は老後資産となるお金で絶対にやってはいけません。

このハイリスクな投資は20代、30代で軽めに経験して危険性を肌で感じた方が良いですよ。

FXなどはバーチャルで経験することも出来るサイトもあるので、そこでレバレッジを掛けた投資の危険性を感じることをお勧めします。

私は30代でFXをして大金を溶かした経験があるので、レバレッジを掛けた投資は投資先として最悪の選択だと学ぶことが出来ました。

もし最初に勝ったとしても、後々全てを失うことになるのがレバレッジを掛けた投資の怖いところです。

自分の器以上の金額を使った投資をするということは、いずれ破綻する運命にあります。


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