私には関係ないので会社からの通知は来なかったのですが、どうやら2018年5月に確定拠出年金(DC)法が改定されていて、確定拠出年金を何で運用するか?自ら指定していないと金利ゼロでお金をタンス預金している状態と同じになるので要注意です。
この自ら指定していない状態の資産のことを未指図資産と呼びます。
未指図資産の読み方は”みさしずしさん”です。
施行されたのが翌月の2018年6月だったようなので、2018年4月入社の人はギリギリセーフで2019年4月入社の人は特に気を付けて下さい。
ただ、この件については未指図資産対象の人にはくどいくらいの通知が行くと思うので全く気が付かないことはなさそうです。
※企業型だけでなく、個人型も同じ法改定がされていますが、そもそも個人型は自分で口座を開設する時点で知識レベルは高い人だと思うので、その人が運用先を選択しないのはないと思いますので、やっぱり気を付けるべき人は確定拠出年金を導入している企業勤めの会社員になります。
確定拠出年金で資産運用先がデフォルトのままだと未指図資産に分類される
これって入社数十年のベテラン社員でも知らない人がほとんどなんですよね。
それもそのはずで、確定拠出年金の運用先としてデフォルト商品(銀行預金)を63.5%が選んでいる。というか、逆に何も選んでない人がほとんどということのようです。
最初に必ず確定拠出年金に関する説明は会社からされているんですが、その時に運用商品を選択をしなければ銀行の定期預金になりますよ。って説明を聞いて、元本保証だし金利は低いけどリスク取るよりはいいかって感じで簡単にデフォルト商品を選ぶ人が私の周りには多かったです。
そして、そのまま忘れて数十年の時が過ぎて、そんなのあったっけ??ってなります。笑
しかし、今後は銀行の定期預金での運用でいいやって思っても自分の口座にログインして選択しないと、その人は何も資産運用を選択していない未指図資産とされるそうです。
未指図資産になるとどーなるのか?
もし、面倒だなぁ~って思って何も選択しないと未指図資産になって、金利ゼロでお金を寝かした状態になります。
これまでは面倒くさいと放置していてもデフォルト商品として銀行の定期預金で運用される仕組みがあったのですが、これが原因で定期預金運用ばかりになっていると思ったようで国が法改定を実施したようです。
個人的には、この施策でも皆は銀行の定期預金に預ける人がほとんどだと思います。
国はもっと資産運用に関する勉強を国民にする方が先決だとは思うんですが・・・
2年目以上の社員で自分が確定拠出年金で何を運用している?わからない人はどーする?
自分の同期にも、そんなお金に無頓着な人が多くいます。
ただ、2年目以降の人は既にデフォルト商品だったとしても銀行の定期預金を選んだことと同じなので今回の法改定となった未指図資産になることはないようです。(これは、うちの会社ではそういう説明だったので、詳細は各自で確認して下さいね。)
ただ、それでも自分が何を運用していていくらあるのか?は定期的に確認した方が良いので1度はログインして自分の年金運用状況を確認して下さい。
会社によって違うので一概には言えませんが、会社の確定拠出年金がニッセイだという人であれば確定拠出ログインページから確認出来ます。
ただ、そういう人はログインIDやパスワードも知らないことが多いので、その場合には窓口から電話で確認すれば、再度パスワードやIDを郵送してくれると思います。
ちなみに私がおすすめするニッセイの確定拠出年金の商品はこちらで紹介しているので、よければ参考にして下さい。
とにかく手数料に気を付けて商品を選ぶことをおすすめします。
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