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2020年に入って今年こそは投資をはじめようと考えている人も多いと思います。
そこで、2020年からはじめたい投資初心者におすすめしたい投資信託を紹介してみようと思います。
この記事で紹介する商品は目次をみればネタバレしますが、3つの投資信託商品はどれも超有名な商品になっています。
投資信託ブロガーが選ぶ2019年ファンドオブザイヤー(FOY2019)では、この記事で紹介した商品3つがベスト3となっていました。それだけ、多くの人達がお勧めしている商品です。
FOY2019,2018,2017の上位10ファンドの比較表です!!
eMAXIS Slimが本当に強い!!!! すごe!! トップ3を独占し,1位はオール・カントリー。赤=eMAXIS Slim,緑=楽天,青=ニッセイ,灰=バンガード,白=その他#ファンドオブザイヤー pic.twitter.com/TvvIhlxjE9
— なまずん🐠20代インデックス投資🐠編集者4年目 (@gameoftheweak) January 18, 2020
一般NISAとつみたてNISAの2種類あるけど、どっちがいいの?
初心者であれば間違いなく”つみたてNISA”を私はおすすめします。
一般NISAは株式投資に関してある程度知識がある中級者以上の人達向けのNISA制度と思ってください。
ちなみに私は迷わず”つみたてNISA”の口座をSBI証券で開設しました。
さらに”つみたてNISA”は投資信託の中でも比較的安全性の高い商品しか買付できないようになっているのも初心者が安心して投資できるポイントです。
最近では新・一般NISAというキーワードでニュース記事になっていることも多いですが、金融庁の人達も初心者向けは”つみたてNISA”だと言っていたので間違いないでしょう。
つみたてNISAでどんな商品を積立すればいいの?
初心者向けで右も左もわからない人に私がすすめるならこの3つのうちどれかをすすめるでしょう。
最初に少し考えてもらう必要があります。
質問:あなたが老後を迎えるときに世界経済はどうなっていると思いますか?
この考えを元に投資を継続することで途中で積立を辞める危険性が少しでも回避できると思います。
”つみたてNISA”では今後確実に起きると言われている世界経済が後退する(リセッション入り)ときにも淡々と積み立てできる気持ちが重要になります。
それでは前置きはここで終わって、具体的な商品を紹介していきます。なおデータは2020年1月14日時点のデータを使って紹介しています。最新データは公式HPのリンクも合わせて載せているので確認してみて下さい。
また私が紹介している投資信託は全て『eMAXIS Slimシリーズ』です。この投資信託は業界で最安値のコストを宣言していて、他社がコストを下げる度に追従している実績もある信用できる投資信託として有名な投資信託商品です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
まずはアメリカが今後もNo1であり続けると信じる人はアメリカ株式市場へのS&P500インデックス投資をすることが1番です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)という投資信託は、そのままですがS&P500インデックスに連動する投資信託です。
さらに配当金も勝手に再投資されるのでチャートとしてはS&P500を上回ります。
ただ為替レートの影響も受けるので円安時に強く、円高時に弱いということも1つの特徴です。
この投資信託が設立されたのは2018年7月と歴史は浅い商品ですが、設定来チャートが以下になります。1万円が基準価格となってスタートしています。
基準価格としては2018年末や2019年の夏ころに落ち込んでいますが、現在まで積立を継続している人なら現在は含み益+10%超えしている人も珍しくないでしょう。
また純資産総額も順調に伸びていることがわかります。(477.82億円)
ただ基準額が落ちているタイミングで純資産総額が落ち込んでいる期間も見えますよね?このように景気後退で株価が下がった時に撤退することなく、むしろ買い増しのチャンスくらいに思う気持ちが重要であることがわかります。
次はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が保有している株構成が以下になります。
アメリカ企業の顔でもあるGAFA+Microsoftが上位に組み込まれているのがわかります。
逆に言えばGAFA+マイクロソフトだけで1割を超える保有率になっているので大きな影響を及ぼすことがわかります。これが吉となるか凶となるか?のキーとなるでしょう。
公式サイト『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』
もしSBI証券に口座を持っている人であれば、『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』も有力な候補としておすすめします。ちなみに私もこのSBI・バンガード・S&P500インデックスを積立しています。
なぜなら、毎年かかる経費『信託報酬率』がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)よりも安いためです。2019年9月に設立されたばかりですが、先日(2020年1月)には純資産総額が100億円を突破したというニュースが流れてきました。それだけ急成長で人気を集めている投資信託商品です。
ただSBI証券の口座からしか販売していないので注意して下さい。
公式サイト『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド』
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
今後もアメリカ1強が継続するか?はわからないが、欧州を含む先進国の優勢は変わらないだろうと思っている人は先進国株式インデックス投資をおすすめします。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスとは、MSCIコクサイ・インデックスという指数に連動します。
これは簡単に言うと先進国(日本を除く先進国22か国)の企業(1300以上の銘柄)に対して時価総額に応じて投資する指数と思ってください。
なので、全世界的に時価総額が高い企業の多いアメリカ企業が7割弱の構成となっています。
ただ、この割合は時価総額によって変わってくるのでアメリカ企業の時価総額が下がれば当然割合も下がります。(昔は5割以下の割合だった時期もありました)
現在の対象インデックスの国・地域別構成
さらにeMAXIS Slim先進国株式インデックスが設定された2017年2月に設定されてから現在までのチャートが以下になります。
アメリカの企業が半数を占めているので価格チャートとしてもアメリカの株式市場に大きな影響を受けています。
またeMAXIS Slim先進国株式インデックスの純資産総額も順調に伸びています。(786.18憶円)
ちなみにeMAXIS Slim先進国株式インデックスが『eMAXIS Slimシリーズ』で1番の人気商品です。
次に資産構成の主要銘柄を確認します。
先進国の時価総額に応じた買付なのでS&P500の上位構成銘柄と同じです。
ただ割合が22か国の先進国に分散することでGAFA+Microsoftの割合が大きく下がっているのがわかります。
公式サイト『eMAXIS Slim先進国株式インデックス』
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
老後に世界経済がどうなっているか?なんて誰にもわからないから考えない!っていうのは考えていないようで、実は考え抜かれた戦略だったりします。
そういう人は先進国も新興国も関係なく投資するeMAXIS Slim全世界株式をおすすめします。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指数に連動します。
先進国の時にもでてきたMSCIというキーワードですが、これはMSCI社という会社があって、その会社が考えた指数です。
なので先ほど紹介した先進国インデックスに新興国、日本も入ってきます。
現在の対象インデックスの国・地域別構成
さらにeMAXIS Slim全世界株式が設定された2018年10月に設定されてから現在までのチャートが以下になります。
次に資産構成の主要銘柄を確認します。
公式サイト『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』
3つの”つみたてNISA”おすすめ紹介まとめ
商品名 | 特徴 | 信託報酬率 | 純資産総額 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | アメリカへのインデックス投資 | 0.0968% | 477.82億円 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 先進国22か国へのインデックス投資 | 0.10615% | 786.18億円 |
eMAXIS Slim全世界株式 | 全世界へのインデックス投資 | 0.1144% | 130.21億円 |
(2020/01/14時点)
3つの基準額推移を比較したチャート
直近1年間では以下の順番でした。
1.アメリカ 2.先進国 3.全世界
ただこの1年間はアメリカの株価が世界的に1番伸びたのでこの順位になっているだけで今後10年、20年、30年というスパンになると・・・どうなるんでしょうね??
最後に私が投資をはじめた頃に読みたかった本を紹介した記事を紹介します。
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