最近ニュースを見ていたら30年くらい前に予備校教師として有名人だった「金ピカ先生」が孤独死で発見されたそうです。
悲しいニュースですよね。
独身の私も決して他人事ではありませんし、
結婚していても1/2の確率で最後は孤独な1人暮らしになります。
そしてさらにニュース記事では、最近は生活保護を受けるほど
生活に困窮していた様子も伝えられました。
ちなみに予備校講師だった頃の年収ピークは2億円だったそうです。
参考記事:『追悼 予備校講師「金ピカ先生」が我々だけに語った「最期の言葉」』
アメリカで有名なセレブが破産する現実
アメリカでも有名なスポーツ選手やアーティストで破産したセレブは沢山います。
- ボクシングの元ヘビー級王者マイク・タイソン
- メジャーリーグのカート・シリング投手
- ナショナル・フットボールのアントワン・ウォーカー
- バスケットボールのデニス・ロッドマン
- 歌手のマイケル・ジャクソン
- 歌手のエルトン・ジョン
- 歌手のビリージョエル
ちょっと調べただけでこれだけ有名な人がでてきます。
それにしても、なぜ何百億円も稼いだセレブが破産をするか?
それは、もちろん稼いだ金額以上の浪費家だったからですよね。
使いきれないほどの大金を毎年稼ぐことで
本気で自分は使い切れない金額を持っていると思ってガンガンに浪費をするんでしょう。
いくら稼いでも使ってしまえば何も残らない
お金持ちと言えば高級車にブランドの服やアクセサリーというイメージです。
けど、見た目でお金持ちは判断できません。
中には借金でギリギリの生活をしながら外面だけ着飾っている人も居ます。
お金持ちになれるのはシンプルな以下の式が理解出来ている人だけでしょう。
収入 > 支出
簡単ですよね。
自分の収入内で生活をするというシンプルなルールです。
こんな簡単なことが出来ていない人が多いんですよね。
実は私も30代前半まで出来ていませんでした。笑
なぜ、そんなことをするのか?
私の場合ですが、収入は月収だけでなくボーナス込みの年収で生活費を考えていました。
なのでクレジットカードのボーナス払いは当たり前でした。
さらには、クレジットカードのキャッシング機能を使って借金もしていました。
そのうち細かい計算がわからなくなり20代後半は自分の年収以上のお金を使っていたと記憶しています。
その後は数年かけて借金は全て返済できました。
高収入で貯金なしな人達の性格・特徴
まずは、高収入で貯金(金融資産保有)がない人達がどのくらいいるのか?を調べてみます。
日本国民のお金に関する調査は金融広報中央員会の「知るぽると」というサイトにまとまっています。
出典:『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成30年調査結果』
今回データを見やすくするために元データから資産保有額を大きく4つの分類にしました。
- 貯金額:100万円以下
- 貯金額:100万円~500万円
- 貯金額:500万円~1,00万円
- 貯金額:1,000万円以上
この分布を見ると年収300万円未満だと貯金額は広く分布しています。
しかし年収500万円以上の世帯から貯金額は大きく偏ってきます。
貯金額1千万円以上の世帯がグッと大きくなっています。
やはり大きな資産を築くことと世帯年収は大きな相関関係があります。
しかし、一方で大きな年収があるにも関わらず貯金額100万円以下の世帯も増えてきます。
年収1,200万円以上あるのに貯金額100万円以下の世帯が20%も居ました。
このようにお金を稼ぐ能力とお金を貯めて・運用する能力は全く別のようです。
私も30代前半で年収600万円~700万円くらいあったので、収入以上に使い切る人達の性格はよくわかります。
以下の性格の人は必要以上にお金を使う傾向があるので要注意です。
- 大雑把な性格
- 楽観的な性格
- 見栄っ張り
- ボーナスを含めた年収で使えるお金を考える
- 計算が苦手
また逆に年収300万円以下でも資産1千万円以上の人もちゃんと居ましたので、年収がないから貯金が出来ないというのは言い訳であるというのもわかりました。
まとめ 収入と貯金の関係について
これまで見てきたように収入と貯金の相関関係はありますが絶対的でもありません。
年収300万円もない人でも貯金額1千万円を超えて資産形成できます。
年収が1千万円以上ある人でも貯金額100万円もない人も居ます。
絶対的に言えることは
収入 > 支出
で生活ができる人間になることが、資産形成するはじめの1歩として重要になります。
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