振り返ると2018年はいろいろな日本株の売買をやってきました。
その中でも一番長く保有し続けているのがメタップスという会社です。
企業理念:テクノロジーでお金と経済のあり方を変える
ネットの普及により時間や空間といった眼に見えない価値もデータとして認識できるようになり、人工知能や仮想通貨といった新たな技術の誕生により貨幣経済のあり方も大きく変わろうとしています。私たちはこれらのテクノロジーを駆使して新しい経済を作ることを使命としています。
この会社を設立した佐藤航陽(かつあき)氏がとても面白い人です。
私は書籍を通して初めて知ったのですが、『お金2.0』という書籍でパッと見はWeb2.0が流行ってxxx2.0という表記に抵抗感があったのですが、立ち読みしてそのまま購入という流れになりました。
とにかく説明が納得感のある文書を書く人で素人でも判りやすい文書となっていてお金とは何だろうという基本的だけど難しいことをブロックチェーンに絡めて判りやすく書かれていました。
その流れで佐藤氏が経営しているメタップスという会社を知りました。
その本を購入したタイミングが2017年12月だったので、まさにビットコインバブル絶頂の時でした。
そして、2018年1月には株価購入という流れでした。
メタップスはビットコインでなくイーサリアムを推しており、仮想通貨の市場規模縮小はダメージを食らうので、現在は下がり基調な株価となっています。
しかし、私はブロックチェーンの未来はあると考えているので悲観はしていません。
仮想通貨のいくつかは今後淘汰されるでしょうが、ブロックチェーン技術はまだ十分なポテンシャルを残しているからです。
だから、メタップスは2020年前半までには大きく変貌している会社になると信じています。
インターネットが既存のメディアを破壊して、紙文化を破壊して、洋服などの小売業界も破壊して、ネットワークを使った情報伝搬だけで様々な業界の再編を迫ったテクノロジーの次のターゲットが金融業界であることに何も不思議もなく、アメリカ市場では既にフィンテックと言われる業種が伸びています。
そして、金融は法的な保護があるのでアメリカ企業は簡単には入れない分野であり、国内企業がメインとなって活躍出来る市場でもあります。
この2点から国内銘柄としてフィンテック企業は買いであると判断しています。
そんなわけで、国内銘柄としては唯一保有している(株)メタップス(6172)には、自分の全財産の60%程度を投資している会社になります。
2018年1年間の株価チャート
メタップスがIPOをしたのが2015年8月28日で当時の公募価格が3,300円で初値が3,040円と公募価格を下回ってスタートして今年の高値が3,665円となっていますが、基本的には公募価格を下回って推移することが多めの銘柄です。
売上高は伸び続けているのですが、利益を出せていないというのが株価低迷の大きな原因です。
逆に言えば2019年度に利益を出して2020年に達成する目標に掲げている売上で1000億円、営業利益で100億円達成の片鱗が見えれば大きく株価は上昇するでしょう。
日本株保有は1社なので、日本株公開はメタップス会社の動向に全て掛かっていますが、日本株の資産推移をこのブログで紹介していきます。
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