ルネサスのリストラ状況
今年の2月4日に半導体ベンダ大手のルネサスエレクトロニクスで希望退職で最大900人募集のニュースが発表されました。
その裏では、退職を強要する圧迫面談が行われているというニュースが出ています。
電機・情報ユニオンは19日、経産省にルネサスへの指導を要請したそうです。
ルネサスでは早期退職者の対象を間接部門、研究開発の技術部門の35歳以上の従業員としていることから、なりふり構わずのリストラを実行していると想像出来ます。
そして希望退職者が思うように集まっていないことでルネサスは、強行手段としての退職を強要するような圧迫面談をしているんだと思います。
そもそも、ルネサスが厳しくなったのはシナジー効果が怪しまれた巨額なM&Aをしたことが経営圧迫に拍車をかけておきながら、その尻拭いを一般社員に押し付けるという日本企業のダメダメなパターンですよね。
そんなリストラに応募したくないということは同じサラリーマンとして理解出来ます。
年代によってルネサス社員の行動は全く違う
30代なら半導体エンジニアであればソニーで多くの半導体エンジニアを募集していたり職は沢山あると思います。
なので、30代の人は早く決断した方が良いでしょう。
30代なら定年まで20年以上あります。
そこまでルネサスエレクトロニクスが持つとは考えにくいでしょう。
もし50代だとすれば、もしかしたら定年まで会社が潰れない可能性もあるし、転職しても大幅に年収が落ち込むことを考えると、会社にしがみつくべきでしょう。
1番微妙な立場が40代だと思います。
40代だと定年まで会社がある可能性は厳しいでしょうし、転職しても転職先が簡単に見つけられる年齢でもありません。
もし、自分が今ルネサスエレクトロニクスの技術者で在席していると想像すると恐怖しかありませんね。
- 30代:さっさと転職先を見つけて早期退職に手を挙げるべき
- 40代:転職先から内定が出ていれば手を挙げて良いが、なければ我慢するべき
- 50代:定年まで会社にしがみつくべき
たぶん一般的には、上記のような対応がベターでしょう。
安心出来る会社なんて存在してないので、副業・複業を考えるタイミング
ルネサスエレクトロニクス社員の方は、私のブログを読んでいる余裕なんてないでしょうから、この記事を読んでいる人はルネサスではないけど他人事ではないという人が多いでしょう。
今は優良企業とかホワイト企業と言われている会社でも5年後、10年後にはどーなっているか?誰にも判らない世の中です。
なので、自己防衛のために会社以外の収入を増やすことに目を向けるべきでしょう。
40歳を過ぎてからのリストラ宣言は死刑宣告に等しいくらいのインパクトがあります。
そんな絶望しかない状況になったときに、会社以外からの収入が数万円レベルでも有るのと無いのとでは全然気持ちの余裕が違ってくると思います。
まずは3万~5万円レベルの副業・複業を探してみてはどうですか?
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