FIREムーブメントって結構センスのあるネーミングでキャッチーな感じが良いと思っています。日本語で書くと経済的自由とセミリタイアってなりますからね・・・
それに加えて、日本でも終身雇用制度も崩れているのも周知の事実で大企業のリストラが毎年行われている現状を考えて、このアメリカで発生したFIREムーブメントがいつ日本で本格的に広がっても不思議ではありません。
まだ、アメリカで発売されているFIRE関連書籍が日本語版として発売されるまでは至っていませんが、今年中にはどこかの出版社がFIRE関連の書籍を出すのでは?密かに願っています。私は購入するのでどこかの出版社の人お願いします!
アメリカでFIREムーブメントが広がった背景
アメリカでは終身雇用という概念がないので定年制度もありません。なのでお金のない人は何歳になっても働かないと行けません。そんな生き方にミレニアル世代が拒否反応を示してFIREムーブメントを起こしたそうです。
たしかにアメリカ人のイメージは、貯金などせずに借金でガンガン消費をして良い生活を生きていると思っていましたが、現代のアメリカの若者は変わっているみたいですね。日本も似た感じでバブル世代とゆとり世代で消費行動が全然違うと言われていました。
最初は、1988年にアメリカで発売された『American Dream:35歳で引退する方法』という書籍と1992年にアメリカで発売された『Your Money』がこのFIREの考えのベースとなっているそうです。
この本では、とにかく節約して平均以下の生活をすることの重要性を説いた本でした。
その後、1998年にトリニティ大学の金融を専門とする教授3人で書かれた論文で4%ルールが登場した。
そして、2010年初頭に多くのFIRE関連のブログが立ち上がって現在に至っている。
日経のFIRE記事概要
マンハッタンの貸会議室で多くの若者がFIREに関して議論している。参加者は『どこまで節約するかは人それぞれだが、若いうちに一定の貯蓄ができれば、残りの人生を自由に生きる選択肢を得られる』と話している。
これまで当たり前だった、アメリカの伝統的な働き方に疑問を持ち出している若者が多くなってきたことをレポートしている。
中には、筋肉ジムではなくファイナンシャルジムという商売まで出てきているそうです。金融に詳しい専用トレーナーが付いて貯蓄と投資を指南してくれるそうです。
そんな流行とも言えるFIREムーブメントの中心となっている世代が1981~96年に生まれた「ミレニアル」世代ということです。
なので、若く始めることがFIREムーブメントではありません。私のような40歳過ぎてFIREムーブメントを知って刺激を受けて動き出すのも全然アリです!
この日経の記事でも38歳にFIREムーブメントを知ってから2年で1830万円も貯蓄した人も紹介されていました。ただ、1人ではなくて夫婦2人での達成でした。DINKSはお金を貯めると本気になったら最強の属性だと思います。この人は現在は副業もして節約生活で余った資金を貯金と投資に回して、あと数年で完全に経済的な自由を手に入れられると語っていました。
FIRE関連の書籍は英語版のみ
Amazonの洋書で『Financial Independence,Retire Early』で検索するとかなりの数の本が出てきます。日本語の書籍はまだありませんでした。
アメリカのWikiにも"FIRE Movement"が記載
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