前回はBND(バンガード米国トータル債券市場ETF)について紹介しました。
その流れで次は新興国の債券についてVWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)を調べてみました。
そして、調べた結果自分のETFポートフォリオに組み込んでしまいました。
上記購入は全てSBI証券の外国株式取引口座で購入しています。
債券ETF BNDとVWOBを比較
比較項目 | BND | VWOB |
運用会社 | バンガード社 | バンガード社 |
経費率(手数料) | 0.04% | 0.30% |
保有銘柄数(分散度) | 17,343 | 692 |
トータル・リターン(1年) | 8.13% | 11.13% |
トータル・リターン(5年) | 2.99% | 4.97% |
純資産総額 | $41.53B(415億ドル) | $1.37B(13億ドル) |
分配金 | 毎月 | 毎月 |
分配利回り | 2.56% | 4.08% |
2019年8月時点
このVWOBが出来たのは2013年とリーマンショック後だったので、リーマンショックでどの程度まで落ちるのか?を確認することは出来ませんでした。
設立からの推移がこちらです。
2016年に$72まで落ちていました。
ただ出来て6年程度なので、今後どーなるか?をたったの6年から推測するにはデータ不足ですよね。
それでも分配利回りが4%超えは嬉しい水準です。
債券ETF VWOBと上場インデックスファンド新興国債券の違い
新興国の債券で検索して最初に見つかるのは
- 上場インデックスファンド新興国債券(上場新興国債)
だと思います。
分配利回りがなんと5.88%とかなりおいしいETFですが、逆に言うとリスクも高いということでしょう。
出来たのは2012年でこっちもリーマンショック後の価格推移はわかりませんが、2012年以来のチャートがこちらです。
かなり落ち込んでいるのがわかります。
同じ新興国債券でもVWOBとは値動きが全く違いますね。
投資先の国も違うので当然かもしれませんが、大きな要因として「現地通貨建て」と「ドル建て」の違いが大きいと思います。
- 上場インデックスファンド新興国債券(上場新興国債)→現地通貨建て
- VWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)→ドル建て
現地通貨建てとは、新興国の通貨で投資をすることになるので通貨リスクが加わります。
ドル建てであれば、新興国に対してドル通貨での投資をしていることになるので新興国の通貨リスクはなくなります。
私は過去にFXをしていた経験があるので、新興国の通貨はあまり信用出来ないという感情があるので、迷わずドル建てのVWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)を選択しました。
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