目次
私が保有している米国ETFとして、「SPYD、BND、VWOB、VCLT」の4つを保有しています。
そして次に購入を検討している債券ETFのLQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)について紹介したいと思います。
私がLQDについて知ったのが『元メガバンク・外資系プライベートバンカーが教える お金を増やすなら この1本から始めなさい』という書籍を読んで知りました。
この書籍では非常にシンプルで、これからETFや投資信託で資産運用をはじめようとしている人に最適だと思います。もし気になったら近くの本屋さんで立ち読みしてみて下さい。
LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)の概要
簡単に説明するならアメリカの会社の社債で信用格付け機関が投資して問題ないとランク付けされた会社に絞って分散投資(2,104社)している債券ETFになります。
ファンドの投資目的は、米ドル建ての投資適格社債により構成される指数に連動する運用成果を追求することです。
ファンドは通常、その資産の90パーセント以上をMarkit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数(以下「インデックス」といいます。)の証券、および95パーセント以上を投資適格社債に投資します。
LQD 運用実績(2019/11/30時点)
年数 | トータル・リターン | インデックス |
設定来(2002.07~) | 5.74% | 5.98% |
1年 | 18.73% | 18.87% |
3年 | 6.62% | 6.73% |
5年 | 4.76% | 4.97% |
10年 | 5.78% | 5.98% |
直近1年間のリターンが凄いです。
以下の設定来長期チャートをみれば、その急上昇がよくわかります。
LQDの長期チャート(設定日:2002/07/22から)
急落している部分はリーマンショックでの暴落です。
最悪で76ドルまで瞬間的に値下がりしていました。
暴落直前の価格が101ドル程度だったので、割合にして25%の下落と言えます。
それでも1年足らずで価格が元に戻っていることも特徴的です。
これが債券を保有することがリスク分散に最適と言われることでしょう。
LQDと他の債券ETFを比較(LQD vs VCLT vs VCLT vs CWOB vs BND)
ティッカー | 運営会社 | 説明 | 配当利回り | 経費率 |
LQD | ブラックロック | 投資適格社債 ETF | 3.29% | 0.15% |
VCLT | バンガード | 米国長期社債ETF | 3.80% | 0.07% |
VCIT | バンガード | 米国中期社債ETF | 3.24% | 0.07% |
VWOB | バンガード | 新興国政府債券ETF | 4.19% | 0.30% |
BND | バンガード | 米国トータル債券市場ETF | 2.60% | 0.04% |
BNDは配当利回りも低く、チャートを見てもリターンは1番低いですが米国債なので安全性は1番です。
逆にリターンが1番高いVCLT(米国長期社債ETF)は今から入るのは怖いくらいこの1年間で上昇しているのがわかります。
LQDの資産構成(2019/12/12時点)
保有している業種を見ると銀行業と非景気循環消費の2つだけで約50%を占めていました。安定期な業種が多くを占めているようです。だからリーマンショック後などのリセッションに強いと言われるんでしょう。
信用格付けを見るとBBBの格付けだけで約50%を占めていました。
BBBは投資適合格付けのなかで1番低いランクです。ここを多くしているからこそ、配当利回りを高くすることが出来ているとも言えます。
逆に言うとこれをみてリスク高いんじゃない?って思った人は、それでも配当利回りが3%ちょっとという現実を知ってビックリするのではないでしょうか?
つまり5%を超える配当って、かなり高配当であると同時にかなりのリスクがあることがわかると思います。
投資適合とは?
(引用元:『信用格付けの手引き』)
iシェアーズとは?
iシェアーズとは、ブラックロック社が運営しているETFの商品名です。
このブラックロック社とは全世界でNo1の金額を資産運用している会社です。
ブラックロック社:『LQD:iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF』
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